なぜ私が『誰の前でも態度を変えない』を自分軸に設定しているか。
それには2つの理由があります。
appaku

ひとつは、会社員時代の最後に仕えた上司の存在。
ひとことで言うと、上に弱く下に強い。
社長や役員の前では、いい顔をして何でも
「はい、はい」
と従うのに、部下の前では反論を許さず上から目線で指示するだけ。
メンバーの不満が渦巻き、職場の雰囲気は暗かったです。

そんな上司に異論をとなえようものなら、大変なことになります。
外には絶対見せない高圧的な態度を目の前で見せつけられるたび、
「絶対にこうはなりたくない」
と深く心に誓っていました。

もうひとつの理由は面倒くさいから。
例えば、あなたが自分より年上の方と年下の方の3人で話をしていたとします。
年上には丁寧な言葉遣い、年下にはくだけた言葉遣い、こんなふうに相手によって言葉を使い分けるのって面倒だと思いませんか。
会話の途中で年上の方に
「~だよね」
と口を滑らせて、そのたびに
「失礼しました」
と謝るくらいなら、最初から両方に丁寧な言葉遣いをするほうが余計な気を遣わずにすみます。

では『誰の前でも態度を変えない』を貫くためにどうしたらよいか。
私が心がけているのは『陰口をたたかない』です。

陰口とは、その人のいない所で悪口を言うこと。
あなたは誰かの悪口を言うとき、本人の目の前で言いますか?
たいていは、本人がいないところで言うのではないでしょうか。
つまり陰口をたたくということは、陰口の対象となる相手に対して態度を変えている動かぬ証拠となります。

年齢や肩書によって態度が変わる人というのは、あなたに対して最初は丁寧に接していても、何かのきっかけで態度が豹変する可能性があります。
そんな人に、あなたは心を開いて接することができるでしょうか。

あなたは『誰の前でも態度を変えない』を貫くことで、安心して何でも相談できる存在になることができます。