なぜ私が『執着しない』を自分軸に設定しているか。
それは、執着しないを徹底すると、目の前の結果に一喜一憂せず、やるべきことを淡々と積み重ねることができるからです。
Pyramid

「どうして、あの人は●●してくれないんだろう」
「昨日と言ってることが全然違う!」
「任せておけって言ってたのに…」

このように自分の思い通りにならないことが起きたとき、あなたの心の中には悲しみや悔しさ、怒りといったマイナスの感情が湧きあがってきます。
では、なぜこのようなマイナスの感情が湧きあがるのか。
それは期待に執着しているからです。

ちょっと考えてみてください。
思い通りにならないことで発生するマイナスの感情、あなたにとってどんなメリットがあるでしょうか?
もしメリットがないとしたら、マイナスの感情に囚われて自分のやるべきことができなくなってしまうのは時間のムダ、もったいないと思いませんか?

とはいえ仕事や生活に追われる中で、悲しみや悔しさ、怒りといったマイナスの感情が湧きあがってくることは多々あることでしょう。

ではどうやったら、マイナスの感情に引きずられることなく冷静に対処できるか。
コツは期待をしない。

マイナスの感情は、以下の式が成り立つときに発生します。

期待する結果>現実

言い換えると、“期待する結果>現実”でなければ、マイナスの感情は発生しません。

相手を尊重する認知症ケアの手法として最近注目されている“パーソンセンタードケア“ワークショップの講師で“日日是幸日(にちにちこれこうにち)”の著書でもある寺田真理子さんは、介護雑誌“ブリコラージュ”の連載で、こうお書きになっていました。

パーソンセンタードケアワークショップでは、「怒りは第二感情」ということをお伝えしています。
怒りを覚えるのは、その前に心配や期待といった第一感情があるから。
「この人はきっとこうしてくれるはず」
と期待していて、それがかなわないときには、怒りを覚えてしまうものです。

このように、相手に対する期待を持っているがゆえに、“期待する結果>現実”の事態を招き、マイナスの感情が生まれるのです。
相手に対して期待をしないと決めてしまえば、期待通りにならなくてもマイナスの感情が生まれることはありません。
もし期待通りになったとしたら、その結果を心から喜び、相手に感謝することができます。

私は、自分がやるべきことを淡々と積み重ねて目指す未来の姿を最短で実現できるように、これからも執着しないを貫きます。