なぜ私が『相手に求めない』を自分軸に設定しているか。
それは相手に求めないを貫くことで、日々の当たり前を心からありがたいと感じられるようになるからです。
ogamu

“ありがたい”を漢字に直すと“有難い“。
有ることが難しい。
仏教の“盲亀浮木の譬(もうきふぼくのたとえ)”が由来と言われています。

私は世の中に当り前なことは何一つないと思っています。
朝、目覚めること
目覚めたとき、愛する人が隣で寝息を立てていること
思い通り身体が動くこと
目を開けると周りの様子が見えること
朝ごはんを食べられること
歩いて駅まで行けること

全てが有難い。

ガンを患った母の生命が尽きたのは雪が降る2月の早朝5:46。
それ以降、母は二度とこのような経験をすることはできません。

私は誰かと何かを創り上げるとき、一つの想いを胸に臨んでいます。
「信じているけど期待しない」

期待とは相手に求めること。
もし私が相手に期待していたら、相手が期待に応えてくれなくてがっかりしたり、思うようにいかないことを相手のせいにして責めてしまったりすることでしょう。

でも、そんなことをやっても現実は何も変わらない。
相手に期待することは、何かを成し遂げるには百害あって一利なしです。

一方、私はこんな想いも持っています。
「あなたならできる」
「あなたには無限の力がある」
「あなたは必ず乗り越えてくれる」
そう信じています。

では、どうやったら「信じているけど期待しない」の姿勢を保ちながら得たい成果を上げることができるか。
コツは先回りする。

例えば来月末に〆切を控えた仕事をお願いする場合、最初に2つ相手に伝えます。
いつまでに、どんな成果を期待しているか。
できるだけ具体的に伝えます。

次に〆切の一か月前、今月末に1回目の状況確認を行います。
予定通り進んでいたらOK。
もし予定通り進んでいなかったら、どうやったらリカバリーできるかを相手と一緒に考えて対策を講じます。

肝心なのは早め早めに手を打つこと。
先回りすることで、致命的な問題が発覚して〆切に間に合わないという最悪の事態を避けることができます。

私はこれからも当たり前を心からありがたいと感じ続けられるように、これからも相手に求めないを貫きます。