「あいつだけは絶対に許さない!」
お互いそう公言してはばからない、犬猿の仲のAさんとBさん。

なぜか私は、そんなAさんBさん両方と、いい関係が続いていることが、よくあります。

なぜ犬猿の仲の両方と、いい関係を続けることができているのか?
コツは『正しいを否定しない』。

『正しいを否定しない』とは、むやみやたらとうなずいたり、相手に従ったり、相手の言いなりになる、といったことではありません。
相手を理解して認める、ということです。

好きな食べ物で考えてみましょう。
例えば、あなたはラーメンが好きで、相手がカレーが好きだったとします。
そんなとき、あなたは相手に
「お前、ラーメンを好きになれよ!」
と言うでしょうか。
言わないですよね。

好きな食べ物ではそんなこと言わないのに、仕事になると
「お前、ラーメンを好きになれよ!」
と同じようなことを言ったりしていないでしょうか。

相手が発する言葉には、相手が正しいと考える主張や思いが込められています。
もし自分の考えと違っていたとしても、頭ごなしに否定したら、相手との関係が険悪になってしまいますよね。

もし、絶対に同意できないと思ったとしても、
「そういう考え方もあるのですね」
「今まで考えたことがなかったです」
「おもしろい視点ですね」
「新鮮です」
こんな感じで切り出しつつ、さりげなく自分と違う考えだと伝えてみてはいかがでしょうか。