来週9/15(金)に講師を務める「部下の成長を促す、OJTの進め方」準備のために読んだ『人を育てるアドラー心理学』(著者:岩井俊憲さん)

一番印象に残ったのが、このフレーズでした。

人を育てる5つの心構え

◆信頼と信用の違いとは
信用とは条件付きで信じること。
「信用取引」や「信用調査」という言葉はありますが、「信頼取引」や「信頼調査」という言葉はありません。
信頼とは無条件に信じること。
常に相手の行動の背後にある善意を見つけようとし、根拠を求めません。
「相互信頼」という言葉はありますが、「相互信用」というものはありません。
信頼とは相互性や返報性のあるものなのです。

◆共感的な態度
「相手がどんなものに、どんな興味を持っているのだろうか」と関心をもつ態度です。
相手には相手の考えや見方があるということを理解して、自分の考えや見方と違ったとしても、それが当たり前であり
「君はそう考えているのか。君の立場で考えると、そういう結論になるのか」
と受け入れる。
これが共感的態度です。

◆勇気づけの手法
①「ヨイ出し」で勇気づける

よい点に目を向けると、よい点の頻度がますます増えていって、ダメな点が駆逐される
②「プロセス重視」で勇気づける
・スタート地点からの成果を見て勇気づける
・未来にかなう成果を見つめて勇気づける
③「失敗から学ぶ」姿勢を身につける
・失敗はチャレンジの証
・失敗は学習のチャンス
④感謝で勇気づける
ふだん、「ありがとう」と声に出して言っていますか?

◆「ほめる」と「勇気づけ」の違い
「ほめる」とは、優れている点を評価し、賞賛すること。
縦の上下関係のもとに成り立ちます。
「勇気づけ」は共感しながら相手に活力を与えること。
対等な横の関係において成り立ちます。

◆説得上手がやっている5つのポイント
自分の関心を押し付けようとするのではなく、相手に共感する態度で相手の関心に目を向ける
①相手のニーズをつく
②相手の使命感や貢献感に訴える
③五感に訴える
④鍵となる言葉(キーワード)を残す
⑤命令口調ではなくて、依頼口調を使う

アドラー心理学は
「自分を主人公にする心理学」
「自分を、周囲を、勇気づける心理学」
「過去の原因ではなく、未来の目標を見据える心理学」

相互尊敬と相互信頼の関係を継続できるよう、これからも心がけます。