ダイレクト出版の『月間ビジネス選書』から9月に届いた『社長力を鍛えるリーダーシップの極意(ケン・シェルトン)』、ようやく読み終えて一番印象に残ったフレーズがこれでした。

◆リーダーシップとは
リーダーシップとは、何かを革新し、開始する力にほかならない。
マネジメントとは、すでにあるものをコピーし、管理することだ。
リーダーシップは創造的で、柔軟で、そしてすばやい。
リーダーシップは数字ではなく、地平線のかなたを見つめる。
優れたマネジャーは、物事を正しい方向へ矯正するが、優れたリーダーは正しいことをする。
正しいことをするとは、要するに目標や方向性、目的、ビジョン、夢、道のりを定めるという意味だ。
マネジメントの要点が効率なら、リーディングの要点は実効性だ。
マネジメントがどうやるかという「方法」を示すものなら、リーダーシップは何を、なぜやるかを表す。
マネジメントはシステムやコントロール、手順、方針、構造に関わるものだが、リーダーシップは信頼と人間に関わる。

◆フォロワーとは
優れたフォロワーの条件とは何か?
最も大切な特徴は、本当のことを口にする意志の強さだ。
複雑さが増す現代社会にあっては、優れたリーダーでも1人で何かができるわけではなく、部下の優れた情報が必要だ。
そうした情報には、リーダーが聞きたいものと、聞きたくないものがある。
真実を言うフォロワーと、それを聞きいれるリーダーは、無敵のコンビだ。
責任者にとって最高の相談役になることは、優れたフォロワーの義務だ。

◆ミスとは
起業家精神を持った創造的な組織では、ミスは学びの一環として歓迎される。
革新的な企業家精神を育むには、新しい領域に取り込み、成長し、学んでいく人間はミスをするものだと理解しなくてはならない。
ミスは成長のサイクルの一環なのだ。

◆本物かどうかを確かめる五つのテスト
①一貫性(使命と動機、手段の一貫性)をはかる
「自分たちの使命は何か?動機は何か?そのための手段は何か?そして3つは一貫しているか?」と自問すればいい。
②普遍的な基準
③職人の気質
本物のリーダーは、理想を実現する人間であり、水に浮かぶ船を作る職人だ。
④人間関係
調べるときは、「直視に耐えられるか」を確かめる必要がある。
⑤ルーツとフルーツ(実績)

◆本物のリーダーの10この特徴
①本物は本物の仕事を続ける。
②本物は法律やルーツ、財産を大切にする。
③本物はありのままを語る。
④本物は地元で育った原産品である。
⑤本物は、人材や時間といった資源の世話役を自任する。
⑥本物は、何を持つか、何を手に入れるかではなく、どうあるべきか、どうなるべきかを大切にする。
⑦本物は長い関係を大切にする。
⑧本物は恐れず次の段階へ進む。自信と積極性を兼ね備えた彼らは、ある程度の危険は厭わない。
⑨本物はすべての人に、特に体の不自由な人に、愛と敬意をもって接する。
⑩本物はほどよく控えめで、おごらず、正しい権威にはしたがう。

◆優れた発信者になるための心得
①自分の声でしゃべる
②一貫性のあるメッセージで自分を表現する。
③はっきりと考え、書く力を磨く。
④書き手としてのアイデンティティーを確立する。
⑤自分の意見や文章と、他者の意見や文章をきちんと分ける。

◆エンパワーメントとは
社員に期待をかけ、リソースを使う自由を与え、責任を持たせ、指導し、そして必要に応じて(もちろん責任は持たせたまま)助けることで、そうしたオーナーシップを得る過程だ。
リーダーは、社員が問題やアイデアに対する責任を持つ手助けをしながら、ともに解決策を探し、プランを実行しなければならない。

◆社内に眠る才能を効果的に活用するには
有意義な関係を維持することだ。
世の中の移り変わりにかかわらず、「赦し、忘れる」「計画を立てて協力する」「ビジョンを共有する」「依頼人や顧客のために誠実に働く」という古い心理を忘れないことだ。

◆真のリーダーを知る基準
その人が本当のリーダーかどうかを知る究極のテストは”約束を守る人かどうか”だ。

最後、ドキッとしました。