大手通信会社でシステムエンジニアとして働いていた20代、深夜残業・休日出勤は当たり前、「のむ」「うつ」「すう」でメタボ街道まっしぐらでした。

「のむ」は「飲む」、お酒です。
会社帰りに同僚や先輩と飲みに行って、上司や仕事の愚痴をぶちまけていました。

「うつ」は「打つ」、ギャンブルです。
主にやっていたのは競馬とパチンコ。
毎週月曜日に競馬ブックを買って通勤電車でチェック。
週末は競馬新聞片手にウインズ(場外馬券売り場)へ。
ときどき中山や府中(競馬場)に出没しました。
初めて追いかけた馬はメジロライアンです。
パチンコは専ら羽根もので、勝っても負けても1万円くらい。
いま思えば、かわいいものでしたが、朝イチ10時の開店めがけて駅前のパチンコ屋に行き、お昼前に1万円が消えてガックリ肩を落とすことも少なくなかったです。

「すう」は「吸う」、タバコです。
吸い始めたのは二十歳を過ぎてから、CASTERを一日一箱ペースで消費していました。

現在、「飲む」は続いていますが、「打つ」「吸う」は一切やっていません。
「打つ」を止めたのは30歳を過ぎたあたり、「吸う」を止めたのは2003年1月(32歳)でした。

なぜ私が「打つ」「吸う」を止めることができたのか。
「打つ」を止めるきっかけは、時間でした。

メタボが気になって定期的に運動しなきゃと思い、30歳を過ぎてスポーツジムに通い始めたところ、エアロビやボクササイズにハマって休日の優先順位がガラッと変わりました。

パチンコ・競馬 > その他

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パチンコや競馬に行ったらジムに行く時間がなくなる、そう思ったら自然とパチンコ屋や場外馬券売り場に足が向かなくなり、パチンコや競馬への興味が失われていったのです。

「吸う」を止めるきっかけは、カゼでした。
カゼを引いてタバコが吸えなくなって1週間。
「吸いたくなるまで吸わないようにしよう」
と思ってタバコとライターを捨てたら、吸いたいという気持ちがどんどん減ってきました。
とはいえ、飲んでいるときに誰かがタバコを吸っていたら思わず吸いたくなって、もらいタバコをしたことは何度かありましたが、それも半年くらいでなくなりました。

こんなふうにスパッと断ち切れたのは、朝起きてすぐタバコを吸いたいと思ったことが一度もなく、ニコチン中毒になっていなかったからというのも大きかったかもしれません

妻は大のタバコ嫌い、もしタバコを止めていなかったら、結婚どころか付き合うことすらなかったでしょう。
「吸う」を止めたことが、結果的に人生の転機になりました。