9/30(土)~10/2(月)の豊後路ツアーでガイドを務めてくださった仏教文化コミュニケーターの牧野宗永さん、最も印象に残ったのは話のわかりやすさでした。

宇佐神宮

富貴寺

真木大堂
阿蘇神社

岡城跡


★蓮城寺

臼杵石仏

宗教、歴史、思想など、複雑に絡み合う要素を的確に関連付けて解説してくださったおかげで、とてもよく理解できました。
なぜ牧野さんの話はわかりやすいのか、ご自身がネパールでチベット仏教修行を行ったときのエピソードから分析してみました。

①結論ファーストで語る

密教を教わるときは「先生が大事」。
牧野さんは最初にこうおっしゃいました。
最初に結論を最初に語ることで、聞き手の頭の中に
「なぜだろう?」
という疑問がわき、次の話をしっかり聴こうと態勢を整えます。

②誰でも知っていることで事例を語る

「先生が大事」を説明する際に、空海を例に出しました。
空海といえば、弘法大師、真言宗の開祖、高野山など、歴史の授業で聞いたことがありますが、実際のところはよく知らない、というのが大半ではないでしょうか。
空海の師匠は恵果阿闍梨、「両部不二(りょうぶふに)」という考え方を定着させた方です。
牧野さんはチベット仏教の師匠ケツン・サンポ・リンポチェに初めてお会いしたとき、「この人しかいない」と一目ぼれだったとのこと。
「あなたのもとで修業をしたい」と伝えた牧野さんに、「時間があったらいらっしゃい」と答えた師匠。
この言葉に勇気づけられて、チベット仏教僧院で約8年間の修行生活を送ったそうです。

③繰り返し、ゆっくり語る

牧野さんは物語の登場人物など、一度で聞き取りにくい言葉は、何度も繰り返し、ゆっくり語ってくださいます。
そのおかげで言葉が耳になじみ、あとで資料を読んだとき、スーッと頭に入ってきます。

結論、事例、繰り返しゆっくり、私も意識します。