この数字は日本の動物病院のこと。
農林水産省の統計「平成30年飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)」より、全国で15,950件もあると知ってビックリしました。

なぜこんな話題が出たかというと、新しい分野のお仕事の参考にしようと思って本書を手に取ったからです。
どうぶつ病院を繁盛させる50の方法』(百瀬弘之さん)


こういう仕組みになっているのですね。
◆ペット保険は「窓口割引型」に対応する
ペット保険に大きく「立替請求型」と「窓口割引型」の2種類があります。
「立替請求型」は、保険利用者がいったんは動物病院で治療費の全額を支払い、後日、保険会社に保険金を請求して払い戻しを受けるタイプのものです。
一方、「窓口割引型」は、病院の窓口で、保険加入を証明するカードなどを提示することにより、保険による給付分を差し引いた額だけ支払うものです。
治療費のうち保険でカバーされる部分は、保険利用者ではなく、動物病院のほうで後日請求することになります。

いろんな届け出をしないといけないのですね。
◆諸官庁への届出も行う
・「診療施設開設届出書」「診療施設構造設備の概要書」「診療施設の見取図」「診療施設の案内図」「診療に従事する獣医師の獣医師免許証の写し」を家畜保健衛生所などに提出する。
・診療施設でエックス線を使用する場合は、「エックス線装置等設置届出書」を提出する。
・法人の場合には「定款」を提出する。
・診療施設に動物を保管する場合、保健所に「動物取扱業届出書」を提出する。
・税務関係官庁に「個人事業開業届出書」「事業開始等の届出書」「青色申告承認申請書」などを提出する。
・人を雇用する場合には「労働保険関係成立届出書」を労働基準監督署に提出する。

入会金にビックリしました。
◆獣医師会への加入も検討する
開業時には、獣医師会への加入を検討することになるかと思います。
しかし、その入会金、年会費の高さに驚いて入会を躊躇する人も多いのではないでしょうか。
たとえば、関西某市の獣医師会の場合、入会金は50万円、会費は年3万円となっています。

以下は動物病院以外でも必要な知識だと感じました。
◆青色申告の特典を活用する
①青色申告特別控除
最高で65万円が控除
②青色事業専従者給与の必要経費算入
③損失の繰越しと繰戻し

◆個人経営か法人経営か
まず、法人化するメリットとしては、一般的に以下のような点が挙げられています。
①資金を集めやすい
②信用を得やすい
③事業の承継がしやすい
④節税効果が大きい
一方、デメリットとしては
①法人化するための手間と費用がかかる
②社会保険料の負担が増えるおそれがある
ことなどが指摘されています。

どうぶつ病院を繁盛させる50の方法』(百瀬弘之さん)