以前からタイトルが気になっていたのですが、ようやく入手することができました。
『結局、「1%に集中できる人」がすべてを変えられる』(藤由達藏さん)
◆脳と行動の容量不足が、すべてを不幸にする
脳科学の世界でワーキングメモリーと呼ばれる概念をご存じでしょうか。
ワーキングメモリーとは、情報を一時的に保ちながら操作するための領域のことで、作業記憶とも呼ばれています。
私たちは、細かい記憶を一時的に保ちながら、暗算や雑談をしたり、仕事をしたり、思考活動をしたりしています。
しかし、この領域も当然、限界があります。
ワーキングメモリをたくさん使っていると、容量不足になり、パフォーマンスが低下します。
たとえば、割り当てられている容量が100あっても、たくさんのことを同時に行なっていると、空き領域が足りなくなり、パフォーマンスが落ちたり、動けなくなったりするのです。
そうすると、当然、頑張っているのに成果が出ない、となるのです。
◆手放す前に知っておくべき「行動の原則5箇条」
1.行動のすべてを変える
2.自分の行動しかコントロールできない
3.今しか行動できない
4.一度に「一つ」の行動しかできない
5.小さな単位でしか行動できない
◆99%を手放すための4フェイズ
1.手放す
2.見る
3.選ぶ
4.取り組む
多くの方が、仕事や悩みを抱えすぎて動けなくなるのは、しっかり「選ぶ」ことをせず、一つのことに集中できない状態だからです。
◆「気合いで仕事に取りかかる」を手放す
そもそもスケジューリングとは、納期までに使う行動時間の配分のことです。
その際に大切なことは、納期や締め切りの時間ではありません。
大切なのは「開始期限を設けること」です。
これだけで先延ばし癖はなくなります。
◆「成功への執着」を手放す
「成功」とは、あなたの目標が達成された「結果」のことです。
「成功」しようが、「失敗」しようが、達成しようが達成しまいが、「結果」とはやってみたからわかる「実験結果」のようなものである。
◆「すべて失うかもしれない」を手放す
成功者とは「手放す」のがうまい人です。
成功の経験を手放し、失敗の恐怖を手放し、不安を手放し、相応しくない人間関係を手放します。
(中略)
手放すと、自由度が上がります。
より自由で幅広い視野から選択肢を見つけることができます。
手放すからこそ、人の力、モノの力、お金の力、知識・情報、スキル・ノウハウ、その他あらゆる力を利用しやすくなります。
◆1%に集中する「5W1H1F」
誰(WHO)
一人に集中する
何(WHAT)
一事に集中する
いつ(WHEN)
一時に集中する
どこ(WHERE)
一カ所に集中する
なぜ(WHY)
一理由に集中する
どのように(HOW)
一方法に集中する
顔(FACE)
一役割に集中する
『結局、「1%に集中できる人」がすべてを変えられる』(藤由達藏さん)
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