まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる!お金の貯め方・増やし方(川部紀子さん)


本書は、お金の「わからないから不安になる」を「知って安心」に変える一冊です。

大谷更生が「知って安心」と思った情報

◆そもそも「老後」は何年ある?
もしあなたが今65歳の男性なら、平均余命は約20年、つまり平均的にいっても85歳までは生きることになります。
そして、もうひとつ注目していただきたいのは、「最も多くの人が亡くなるのは何歳か?」についてです。
単純な死亡数が最も多い年齢は、男性が87歳、女性が93歳なのです。

◆そもそも年金は頼れるの?
これまでの職業(被保険者の種別)や家族構成(配偶者の有無)、納付状況などにもよりますが、未納期間がない方であれば、現状75歳~70代後半で払った金額よりも受け取る年金額が上回る損益分岐点を迎えています。
平成28年簡易生命表で計算すると、男性が79歳まで生きる確率は約66%、女性は約83%ですので、払った額をもらった額が上回った方がいかに多いかは一目瞭然です。

◆年金を増やす方法(2)<繰下げ受給>
現状65歳から支給される年金を65歳で受け取らずに、遅らせて受け取るという方法で、この制度を年金の「繰下げ」といいます。
繰下げ受給は1か月単位で可能で、最大70歳まで繰下げることができます(70歳以降まで繰下げ可能にしようという案も出てきています)。
受け取りを1か月遅らせることで、0.7%年金が増えます。10か月遅らせると0.7%×10か月で7%の増額、最大5年間の繰下げで、0.7%×12か月×5年で42%も増額されるのです。

◆リスクを受け入れてこその運用益
投資を検討し出すと、多くの方は「値動きがあること」が気になってしまうようです。
値下がりして掛け金を割り込んでしまうことが怖いのですね。
しかし冷静に考えると、確定拠出年金に関しては「少しくらい損をしても全額控除によるプラス(節税分)があるので、プラスなのになあ」と思うことがよくあります。
(中略)
ですから、長い目で大きな利益を享受するためには、目先のちょっとくらいの損失は受け入れるべきでしょう。

◆生命保険の加入が最低限でいい理由とは?
最低限の生命保険を検討しようと思ったら、何を確認したら良いのでしょうか。
まず次の順番で確認していきます。
①公的な補償(遺族年金・傷病手当金・高額療養費)を知る
②会社員・公務員のプラスα(健康保険組合・共済組合からの上乗せ給付)を確認する
③その他個人的な保障(団体信用生命保険・親が払っている保険)を探す
その上で、物足りないと判断したら、①②③を補う目的で加入を検討しましょう。

◆家は賃貸・購入どっちがいい?
これからの時代、家はズバリ「欲しいかどうか!」で考えましょう。
自分や家族はどんな暮らしや生き方をしたいのかを第一に考えてください。
イメージとしては、「趣味」「夢」「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)」にお金をかける感覚です。

◆ふるさと納税はやらなきゃ損?
ふるさと納税は自分が選んだ都道府県や市町村に対して寄附をする制度です。
その寄附は国が法律で認めている「寄附金控除」の対象になります。
寄附金控除の仕組みは、例えば1万円を寄附した場合、8000円が所得税の還付・翌年の住民税の減額という形で戻ってきます。
払ったものが時間差で戻るだけなので、発生に関しては行って来いでプラスマイナスゼロです。
2000円に関しては支出(マイナス)となりますが、自治体によっては寄附のお礼(返礼品)を送ってくれます。
このお礼の品が2000円超の価値があるものであれば、その時点でプラスになります。

ふるさと納税、今年は実家のある新潟市にチャレンジしてみようと思っています。

まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる!お金の貯め方・増やし方(川部紀子さん)