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比べると違いがわかる

大型連休明けの研修の参考になればと思って手に取った一冊
ポケット図解 ロジカル・シンキングのポイントがわかる本』(今井信行さん)


12年前に発売された本ですが、参考となる箇所がいくつかありました。

◆ロジカル・シンキングと非ロジカル・シンキング

ロジカル・シンキング 非ロジカル・シンキング
マイナス思考、ネガティブ思考で、後ろ向きな結論を導く プラス思考、ポジティブ思考で、挑戦的で前向きな行動
データ軽視で、データ分類が雑、判断基準が不明確 データ重視で、分析に基づき、総合的な判断をする
目先の現象に左右され、感覚的な判断のため、モレや重複が多発する 方針が明確で、MECEを重視し、手順を踏んで判断する
直感が活かされ、結論を導くのにあまり時間がかからない 手順が明確ではあるが、結論を導くのに時間がかかるという欠点を持つ
非論理的な判断が中心であり、検証や証明が理解されにくい 検証や証明が論理的で、相手の納得を得やすい



◆ゼロベース(リセット)思考とは
既成概念をすべて取り払い、ゼロ(白紙の状態)にして、ものごとを考える思考法

◆ロジカルシンキングのツール

  長所 短所
ヒエラルキー テーマを細かく分散することで、末広がりに整理する場合に適する MECEをベースに整理するのに時間がかかる
フレーム テーマが明確で、何をすべきかわかっていて、整理する際に便利 最適フレームが見つからないときに、フレームを自作しなければならない
フロー 時系列やプロセスのような、動きのある事象を表現するときに用いられる 形が決まっていないことが多く、形を整えるまでに時間がかかる



◆ブレインストーミングを行う際の注意
①既成概念を排除して自由な意見をどんどん出す
②どんな意見が出てきても批判や議論はしない
③意見、アイデアの質よりも、まず量を重視する
④他の人から出た意見は大いにヒントにし、さらにたくさんの発展的な意見を出す

◆ロジックツリー作成の5つのポイント
1.メインテーマ(トップボックス)の定義付けを明確にする
2.各階層がMECEになっている
3.各階層のレベルが同じウエイトである
4.各要素がメインテーマ(トップボックス)にリンクしている
5.下位層と上位層の整合性がとれている

◆ロジックツリーとピラミッドストラクチャー
・ロジックツリー
トップダウン
課題の提起⇒課題に対する目的の把握⇒具体的解決策の抽出
・ピラミッドストラクチャー
ボトムアップ
事実⇒問題の把握⇒理由付け⇒課題の抽出

ポケット図解 ロジカル・シンキングのポイントがわかる本』(今井信行さん)

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