2017年の発売直後に話題になった『誰がアパレルを殺すのか』(杉原淳一さん、染原睦美さん)


タイトルは刺激的でしたが、
「変化するものが生き残る」
ヒントが得られた一冊でした。

他業界でもヒントになりそうな事例

エバーレーン
店舗はニューヨークとサンフランシスコの2カ所のみ
オンラインSPA
店舗を介さず直接顧客に商品を届ける

GREATS(グレイツ)
靴の分野でのオンラインSPA
「顧客は騙せない。適正な価格と価値を示さなければ離れていく」
(ライアン・バベンジンCEO)

ZOZOUSED(ゾゾユーズド)
「ZOZOTOWNは大量の新品を売っている。その行き着く先は、消費者がいずれ売るか捨てるか。売るならば、自分たちで引き取りたい。利用者が新品を買ってから、それを着て、中古品を売るまでのサイクルを自前で作りたい」
(クラウンジュエル宮澤高浩社長)

メルカリ
「中古が増えれば新品を買わなくなると言われるが、逆の現象も起きている。売り先があれば、安心して新品をたくさん買えると考える利用者も増えている」
(山田進太郎会長兼CEO)

AirCloset(エアークローゼット)
利用者がインターネット上で好みのスタイルや体形などの情報を登録すると、スタイリストが選んだ洋服が送られてくる。
料金は毎月定額制で、6800円で月3着まで借りられるコースと、無制限で借り換えられる9800円のコースがある。
返却期限はなく、クリーニングしないまま送料無料で返せるのも特徴だ。

nutte(ヌッテ)
インターネットで縫製職人と、縫製をしてほしい一般の利用者をマッチングする。
自分がどのような洋服をどれくらいの予算で作りたいかを書き込むと、複数の職人が手を挙げる。
自分の条件に合った職人が見つかれば契約成立。
思い通りのオーダーメイドの洋服が手元に届く仕組みだ。

creema(クリーマ)
個人の作り手が自分の作った洋服やアクセサリーなどをサイト上に登録し、それを消費者が買うサービス

ユナイテッドトウキョウ
原価率50%
高度な技術を持つ国内工場と直接取り引きして商品を作っている。
全ての商品が国産なので、商品タグには「THIS IS MADE IN AKITA」というふうに、その商品が生産された都道府県の名前が記入されている。

メチャカリ
ストライプインターナショナル
1ヶ月5800円で服を何点でも借りられる自社ブランドの衣服レンタルサービス

消化仕入れ
百貨店は店舗内の売り場をアパレル企業に提供するが、商品の所有権はアパレル企業が持ったまま。
販売員の確保まで含めて、アパレル企業が負担する。
そして、店頭で商品が売れた分だけ「百貨店がその商品を仕入れた」と見なし、アパレル企業に仕入れ代金を支払う。

ファッション業界と出版業界、同じ構造だったのですね。

誰がアパレルを殺すのか』(杉原淳一さん。染原睦美さん)