これから作成する研修プログラムにピッタリだと思って手に取りました。
怒りに負ける人 怒りを生かす人』(安藤俊介さん)


◆怒りを生かす人
「怒りたくないのに、怒ってしまう」「怒りたいのに、怒れない」がない人。
「怒りを生かす人」に大切なメンタルとしては、「怒りをプラスのエネルギーにする」ということがあげられます。

◆怒ってもいい
だから日本では、セミナーや講演会でも、まずは「アンガーマネジメントとは、『怒ってはダメ』という話ではありません」ときっぱりと話すようにしています。
そのうえで、「怒ってもいい。怒りを上手に出しましょう」という方向性のほうが、日本人の性質に合っていると感じます。

◆価値観の違い
人が人に対して「怒り」を感じる場合、単純にいえば、それは「価値観の違い」といえます。
人は自分が「~すべき」と思っていることを破る人に腹が立つのです。

◆反射
「怒り」の感情を抱いたときに、最もやってはいけないことを、たった一つあげるとしたら何だと思いますが?
アンガーマネジメントを学んで10年以上、9万人を超える人の怒りに向き合ってきましたが、それでも、やっぱりこの「一つ」だと思えることです。
それは「反射」です。
だから、
・反射的に何か悪いことを言う
・反射的に悪影響のある行動をとってしまう
こうした行動をなくすことが、まず重要です。

◆怒りの性質1
「怒り」には「『強い』ところから『弱い』ところへ流れる」という性質があります。

◆怒りの性質2
とはいえ、私は職業柄、参考になると思うから知恵袋にアクセスしますが、そうでなければ、こういう怒りが渦巻いているようなところには近寄らないに限ります。
「怒り」の感情は、「上から下に流れる」と前項でお話ししましたが、「怒り」には、「伝染しやすい」という性質もあるからです。

◆怒りの根底にある思い
怒りには、いくつかの傾向があります。
その一つに、
「身近な人、理解してほしい人にほど、『怒り』は強くなりやすい」
ということです。
(中略)
この差は、「関係性の近さ」です。
人は怒りを感じるとき、
「自分のことをわかってほしい」
「自分の味方をしてほしい」
「自分の意見を尊重してほしい」
という思いを強く持っている相手ほど、それが得られなかったときに怒りを感じがちです。

◆「怒りは不安」から
怒りの後ろにある不安を見つめ、それに対応し、消していくこともまた「怒りの対処法」だったりするのです。

◆改善点を上手く伝えるコツ
「今度からこうしてほしい」ということを具体的に伝えること。
そして「なぜ、そうしてほしいのか」の理由をきちんと添えること。
基本的にこの二つを押さえることから挑戦してみてください。

怒りに負ける人 怒りを生かす人』(安藤俊介さん)