先日セミナーを受講した三上ナナエさんの著書
気遣いできる人は知っている!会話のキホン
を読んで感じたのが、タイトルにつけた「気遣いは相手への思いやり」でした。
本書で印象に残ったベスト5を紹介します。
自分の気持ちを代弁してくれたように感じる言葉
「うれしいね」は「自分の気持ちを代弁してくれたように感じる言葉」です。
そんな言葉を聞くと人は、「わかってくれた」と喜びが倍増します。
「ワクワクするね~」
「楽しみだね~」
「やったね~」
「努力が実ったね~」
これらは、「自分の気持ちを代弁してくれたように感じる言葉」です。
このような言葉をかけるには、まず「相手を評価するような感覚」を捨てることです。
伝わりやすい声の届け方
①通常
放射線を描くように胸に届ける
②禁止事項や強めのお願いをするとき
まっすぐ当てるように
③お誘いのとき
アンダースロー
上手に断るコツ
①頼んでくれたことに感謝する
②理由を言って断る
③代替案を用意する
上手に断ることは、相手への誠意です!
思わず相手が引き受けたくなる頼み方5箇条
①呼びつけるのではなくて、相手の近くに自ら行く(誠意)
②今話してもよいか許可を取る(許可)
③なぜ頼みたいのかを伝える(理由)
人は理由があると動きやすくなる
④具体的なお願い内容を伝える(率直)
⑤引き受けてくれたお礼をしっかり伝える(感謝)
気分を害さずに話を切り上げるには?
大事なのは話の「流れ」です。
話を自然に終わらせるポイントは、相手の話題の途中で終わらせるのではなく、自分の話に移した上で、会話の流れを変えることです。
①「そうなのですか、~なのですね、それは●●でしたね」と相手の話をまとめ、
②自分の話に軽く移し
③相手へお礼を言って
④辞去することを知らせる
「話を切り上げるとき、自分の話に移してから会話の流れを変える」
まずこれをやってみます。
三上ナナエさん、ありがとうございます。
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