セミナーや講演、研修、イベントなどの満足度を上げるために、中身を大きく変えることなく、今すぐできることが1つあります。
それがアンケート。
具体的には質問を工夫してみてください。
最初に残念な例をご紹介します。
大谷更生もそうですが、日本人はアンケートに本音をそのまま書くことは、ほとんどありません。
このようなアンケートだと、セミナーが「よかった」「役に立った」「ためになった」と感じたら、参加者の大半は『4』に印をつけます。
逆に「ちょっと期待はずれだった」「つまらなかった」といったように、クレームを言うほどではない不満を感じたとしても、参加者の大半は『3』に印をつけます。
どちらの場合も『ご自由にお書きください』に感想を書いてくださることは、ほとんどありません。
このアンケートだと、参加者の満足度に影響を与えるのは至難の業でしょう。
では、アンケートの質問にどんな工夫をすればよいか?
コツは『「参加してよかった」と感じたことを思い出す質問を設定する』です。
例えば、大谷更生が昨年10月に実施した『型の寺子屋合宿』では、こんなアンケートを準備しました。
このアンケートには「合宿に参加してよかった」と感じたことを思い出す質問を2つ入れました。
②型の寺子屋合宿に参加して何を得ることができましたか?
③型の寺子屋合宿の価値をひとことで表現すると…
その結果、思いがけず嬉しい感想をいただくことができました。
2か月分の仕事時間を1泊2日で得られる場
1人ではこなせないこともできてしまう合宿
今年3月に開催した第2回合宿、アンケートが全てではありませんが、1回目にお越しになった半分以上の方が、今回も参加してくださいました。
アンケートに「参加してよかった」と感じたことを思い出す質問を加える。
だまされたと思って、一度試してみてください。
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