令和上司のすすめ」(飯田剛弘さん)


最大の収穫は、フィードバックに対する理解を深めることができたことでした。

本書では、飯田さんが提唱する「育てる基本サイクル」
①教える→②任せる→③確認する→④聞く→⑤観察する→⑥導く→⑦応援する
をどう実践していったらよいかを、約300ページにわたって詳細かつ具体的に解説しています。

著者の飯田剛弘さんは、インサイトテクノロジーやFAROといった外資系企業で、多様なメンバーと協働してグローバルビジネスで結果を出してきた経験を基に、全国で中小企業の経営支援、マーケティングの支援、グローバルで通用する人材の育成やリモートチームのマネジメント支援(研修・講習)、執筆など多方面で活躍なさっている方です。

大谷更生がグッときた、フィードバックに対する解説をご紹介します。

192ページ
フィードバックとは、相手の成長のため、また状況を良くするための率直な意見であり、助言や指摘です。

192ページ
いいフィードバックは観察から始まります。
フィードバックは抽象的になってはいけません。
鏡のように、そのままの事実を伝えることが大切です。

197ページ
フィードバックの狙いは、相手を変えることではなく、相手の行動に焦点を当てて、その改善を促すことです。

197ページ
良いことも悪いことも含め、「○○のときの、○○の行動によって、○○になった」という事実をフィードバックします。
SBI(Situation、Behavior、Impact)
Situation:状況→対象となる行動が起きた時の状況を説明する
Behavior:行動→実際に観察した行動を説明する
Impact:影響→その行動による影響を説明する

199ページ
指摘している際に、「あのときもそうだった」のような過去を蒸し返す人もいますが、原則として、目の前のことに対してのみフィードバックをしましょう。

203ページ
相手が納得しやすいフィードバックの主な流れ
①フィードバックの準備
・フィードバックする動機や理由を整理する
・その目的や効果を明確にする
・話し合いう場や方法を決める
②事実を確認する
・事実(問題、現状、原因)の確認に集中する
③フィードバックする
・具体的な解決策や改善行動を示します
・その行動による効果やメリットを、相手に納得してもらう
④フォローする
・改まったら、その改善を認めたり、褒めたりする

205ページ
フィードバックはいい悪いを判断するものではなく、あくまで現時点の事実を確認する意図だと部下に理解してもらうことも大切です。

 
「フィードバックは相手の成長のためにする」
改めて肝に銘じます。

令和上司のすすめ」(飯田剛弘さん)


 

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