年末年始に読んだ『その企画、もっと面白くできますよ。』(中尾孝年さん)
・大阪府警察官募集ポスター
・名古屋競馬ポスター
・AKB48江口愛実
・マークX
・日本全国ポッキー化計画
・造船番長
・ミエライス
・M1グランプリ×日清のどん兵衛
著者の中尾さんが関わった、これらの事例解説に「面白い」を作るヒントが満載でした。
本書のポイント
最も響いたのは、ここでした。
◆「面白い」とは
笑いの感情の「オモロイ」だけじゃなくて「凄い」とか「美しい」とか「怖い」とか「辛い」とか「その通り」とか「嬉しい」とか「悲しい」とか「楽しい」とか「腹立つ」とか「ワクワクする」とか…。
人の感情、喜怒哀楽をしっかり動かすものが「面白い」なんです。
◆三位一体の力
企画力が「面白い」を生み出す力で、案を通す力と環境を良くする力が「面白い」を実現する力です。
◆「面白い」でみんなを巻き込む秘策
①「広告する為の広告」から「報道される為の広告」へ
②「発信する情報」と「発見させる情報」の用意
③欲求不満と解消の繰り返し
④コントロールすることと対応することの見極め
⑤賛成派だけを増やそうとしない
◆企画という行為
発想
アイデア=「面白い」を考える
検証
本当にそれが「一番面白い」のか?を様々な角度から調査、考察する
◆「面白い」を考える時の四つの頭の使い方
①見せる側(自分)の気持ち<見る側(相手)の気持ち
②広くとらえる。都合良くとらえる。
③まず、たくさん見つける。そして、一つずつ掘り下げる。
④内側から外側へ発想を派生。外側から内側へ無理矢理着地。
『その企画、もっと面白くできますよ。』(中尾孝年さん)
大谷更生の発想の源泉をお届けするために、毎日12:00に配信しているメールマガジン『日刊「大谷更生」』の読者登録は↓