大谷更生が2020年から行っている「小規模事業者持続化補助金申請書作成サポート」で最も得意なテーマがオンライン化、具体的にはオンラインスクールの構築です。
今まで申請書作成サポートを利用してくださったのは、講師、インストラクター、トレーナー、コーチ、カウンセラー、コンサルタント、結婚相談所など、仕事で教えることに関わっている方がほとんどですが、
「ご自身が対面で教えていることをオンライン化しましょう」
と伝えると
「何から手をつけたらいいか、わからない」
という反応が多かったので、オンラインスクール構築の手順をまとめてみました。
オンラインスクール構築の5ステップ
1.コンセプトを決める
2.カリキュラムを決める
3.テキストを作る
4.動画を作る
5.販売ページを作る
大谷更生が2021年1月にリリースしたオンラインスクールのコンテンツ「プラチナ価値創造プロジェクト」を例に解説します。
https://otani-kosei.mykajabi.com/
1.コンセプトを決める
ポイントは3つです。
①誰に提供するか
②何を提供するか
③受講したら何を得ることができるか
プラチナ価値創造プロジェクトでは、こう定義しました。
①誰に提供するか
自分が持っている知識や技術、経験を商品に変えて、お金を稼ぎたい方
②何を提供するか
自分の商品化に必要な素材を発掘する実践型動画セミナー
③何を得ることができるか
自分の知識や技術、経験を商品化して販売できるようになる
2.カリキュラムを決める
「1.コンセプト」を実現するためのカリキュラムを作成します。
例)プラチナ価値創造プロジェクトのカリキュラム
1-1:自分を知る
1-1-1:強みを知る
1-1-2:要素を知る
1-1-3:パターンを知る
1-1-4:ルールを知る
1-2:お客さまを知る
1-2-1:理想のお客さまを知る
1-2-2:お客さまの悩みを知る
3.テキストを作る
「2.カリキュラム」に沿ってテキストを作成します。
プラチナ価値創造プロジェクトは実践型動画セミナー。
各項目にワークシートを用意して、ワークシートのやり方をテキストにまとめました。
例)1-1-1:強みを知る
ワークシート:短所変換シート
例)1-1-2:要素を知る
ワークシート:わたし株式会社
4.動画を作る
「3.テキストを作る」に沿って動画を収録、編集を加えて動画教材に仕上げます。
例)プラチナ価値創造プロジェクト
1-1-1:強みを知る
7分33秒
5.販売ページを作る
プラチナ価値創造プロジェクトはアメリカのツール「KAJABI」を使って制作しました。
https://kajabi.com/
KAJABIは会員管理はじめオンラインスクールを開講するための機能が全てそろっているのですが、管理画面やサポートが英語対応のみのため、導入のハードルはかなり高いと思います。
そこまで本格的なものでなくてよいということでしたら、動画教材視聴機能は「vimeo」を活用(YouTubeは商用利用禁止のため)。
受付と受講料の支払いは、ウェブサイトがワードプレスならプラグイン「Accept Stripe Payments」追加でクレジットカード決済に対応することができます。
詳細は↓
https://otani-kosei.com/make-service-sales-page-with-wordpress-and-stripe/
ウェブサイトをお持ちでない方でしたら「ペライチ」が比較的使いやすいと思います。
https://peraichi.com/
オンラインスクールの作り方、これだけだとなかなか理解が難しいと思うので、夏休みの宿題として無料メール講座作成に取り組んでみます。
大谷更生の発想の源泉をお届けするために、毎日12:00に配信しているメールマガジン『日刊「大谷更生」』の読者登録は↓