わたし株式会社とは、自分を会社にたとえて表現したもの。
普通の会社でしたら社長がいて、いろんな部署があって、社員はいずれかの部署に属して仕事をしています。
わたしという人間はひとりですが、場面に応じて様々な立場や顔を使い分けています。
これって会社と同じじゃないか。
あるとき、そう気づきました。
使い分けている立場や顔を、会社の組織図のように表現したらどうなるか。
そう考えて、わたし株式会社という表現方法を思いつきました。
たとえば、私は大谷更生株式会社の代表で、各事業部の事業部長も兼ねています。
研修の仕事で人前に立つときは講師事業部長。
本を書いているときは執筆事業部長。
相手の悩みを聴いているときは悩みを最後まで聴く事業部長。
遊びにいくときは人生満喫事業部長。
妻といるときは全国恐妻組合連合会 事務局長。
実家で父や弟と会っているときは子や兄の顔。
高校や大学の同級生と会っているときは学生時代の顔。
あなたも意識しているか否かは別として、場面に応じて顔を使い分けているのではないでしょうか。
わたし株式会社、実はコミュニケーション研修や自己紹介・プロフィールの作り方講座、自信復活ワークショップなど、私が講師を務める場面でよく使っています。
作るときには、↓のフォーマットを使います。
わたし株式会社は2ステップで作ることができます。
①事業部の名前を決める
フォーマットにもヒントを書きました。
・仕事
・プライベート
・趣味
・夢
もし事業部が思いつかなかったら、こんな質問と向き合ってみると、思いつきやすいです。
・今までで一番時間を使ったことは何ですか?
・今までで一番お金を使ったことは何ですか?
・今までで一番多く相談を受けたことは何ですか?
・現在ハマっていることは何ですか?
・寝る時間を削って取り組んでいることは何ですか?
②事業部の説明を書く
初めてお会いした方から
「この事業部は、何をやっている事業部なんですか」
と訊かれたときに、どう答えるかを考えながら、事業部名の下に説明を書いてください。
文章、箇条書き、単語、どんな表現でもOKです。
この2つを押さえると、こんなものができます。
わたし株式会社、自分の持ちネタの棚卸にオススメです。
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