7年前に購入した『2022―これから10年、活躍できる人の条件』(神田昌典さん)


改めて本書と向き合ったことで、これからのことを、いろいろと考えさせられました。

◆歴史は70年周期で巡っている
重要なことは-歴史とはランダムな出来事の連続により創られるのではなく、同じパターンの物語を繰り返しにより創られているという認識だ。

◆ダイヤログの結果が、日本文明の存続を決める
文明が崩壊する原因は、戦争でも病気でも食糧危機でもない。
それは歴史が大きなターニングポイントに差しかかったときに、「引き継ぐべき価値観」と「捨て去るべき価値観」を見極められたかどうかの違いだというのだ。

◆「現実を見ろ」というアドバイスは、聞くな
現実は、ものの見方で変わってしまう。
過去からの延長で現在をとらえているか、未来のあるべき姿からの逆算で、現在をとらえているかで、違う。

◆組織を動かす三つの歯車
【Efficiency】経営の効率性
とにかくルールとプロセスが大好き。
計画を立て、それを時計のごとく実施することに喜びを感じる。
【Hospitality/Intimacy】顧客との親近感
とにかく顧客と接するのが大好き。
個別の顧客ニーズをできる限り把握し、その期待を超えることに喜びを感じる。
【Innovation】商品/サービスの革新性
とにかく驚きをもたらすのが大好き。
次から次へと新商品コンセプトや新プロジェクトを立ち上げることに喜びを感じる。

◆噛み合わなくなった歯車
この三つの文化は、互いに衝突することが多い。
「顧客との親近感」を重視すれば、個別対応しなければならないが、それは例外を嫌う「経営の効率性」とは矛盾する。
「経営の効率性」を重視すれば、予測できる活動にフォーカスしなければならないが、それは驚きを求める「商品/サービスの革新性」とは矛盾する。
「商品/サービスの革新性」を重視するなら、顧客ニーズの先をいかなければならないが、それは既存顧客の声を重視する「顧客の親近感」とは矛盾する。

2022―これから10年、活躍できる人の条件』(神田昌典さん)