力強いタイトルに惹かれて手に取りました。
一流の決断力』(植田兼司さん)


著者の植田さんは東京海上、リップルウッドを経て、いわかぜキャピタルを設立した、投資とM&Aのプロフェッショナル。
本書には、元ライフネット生命保険取締役会長野岩瀬大輔さんとのエピソードが随所に登場します。

印象に残った箇所

◆ボール(宿題)は常に相手に
そうすると自分が時間をコントロールでき、時間に追いかけられずにすみます。
もちろん、そのためには常に早手回しに自分がボールを処理して相手に投げなければなりません。

◆既成事実を作れ
ですから私は、今でもお客さまからいくつかの日程の提示をいただいたときは、必ず一番早い日を選びます。
少しでも早く時間をとって、既成事実作りに励むをと思うからです。
また、時間的に早めの失敗はリカバリーできますが、遅くなっての失敗は取り返しがつかない、ということも頭に入れておきましょう。

◆真のプロフェッショナル
プロフェッショナルを私流に定義すれば、「何度でも同じ優良なパフォーマンスを繰り返すことができる人」といえます。
ビジネスであれ、スポーツであれ、真のプロフェッショナルとはそういうものです。
よい結果を継続できてこそプロといえるのです。

◆メモをする姿勢
できるビジネスマンを見分けるポイントをひとつあげろといわれたら、私は
「相手の言うことをきちんとメモしているかどうか」
と答えます。
相手の話を聞いてきちんとメモしている姿勢は、仕事仲間にもお客さまにも安心感を与えるものです。

◆カウンターパートを好きになる
そのために、私はディールのプロセスにおいては、カウンターパート(相手側)を好きになることを心掛けています。
それが成功の秘訣です。
好きになると相手のいいところが目に入り、自然にほめることができます。
相手を尊敬すると、一緒にディールをまとめたいという感情が素直に湧いてきます。
こちらのそういう前向きの好意的な感情は必ず相手に伝わります。
それがディールに好循環を生みます。

一流の決断力』(植田兼司さん)

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