タイトルに惹かれて手に取った『挫折力』(冨山和彦さん)


一番印象に残ったのは↓でした。
◆「私と仕事どっちが大事なの?」
もっと若いうちから、この「捨てる」ということができるかどうかを知るバロメーターがある。
それは、学校の試験において「白紙答案を出したことがあるかどうか」である。

ちなみに、大谷更生は白紙答案を出したことは残念ながらありません。

その他トピック

◆人をもっとも成長させるのは「挫折」である
挫折すること、なかでも若いうちにできるだけ挫折体験を繰り返しておくことによるメリットを、いくつかあげてみよう。
●打たれ強くなる
●過去をリセットできる
●敗因を分析することで、次の戦いに活かすことができる
●何よりも挫折をしてみると自分という人間がよくわかる
逆にいえば、挫折経験を持たずに小さな成功ばかりを積み重ねた人は、「打たれ弱い」「過去にとらわれる」「戦いに弱い」「己を知らない」という弱点があるのだ。

◆強いトップに、挫折経験のある人が多い理由
挫折を知るとは、敗者を知ることでもある。
彼らも挫折を味わうまでは、小なりといえど権力を持っていたはずだ。
だが傍流に行くことで、これらの権力に使われ、虐げられるという体験をする。
人間の心の痛みや、そこから生まれる怨念や嫉妬といった、心の闇を我がこととして体験する。
こうして権力を行使する立場、行使される立場の両方がわかるから、権力の両面や本質が見えてくる。
だからこそ権力を上手に使える、すなわち人を上手に使えるリーダーとなりうるのだ。

◆忙しければ悩まない
「悩んでいる暇があったら、とにかく働け」
元も子もないように思えるが、これも真実である。
(中略)
逆にいえば、必死にならざるをえない状況のほうが、よけいなことを考えずにすむ。
悩むのは「うまくいかないのではないか」と考えてしまうからだ。
これは生産的ではない。
悩む暇があれば、「やるしかない」の覚悟で行動する。
失敗しても、挫折に打ちのめされる暇があったら次の手を打つ。
そうすればいずれ、活路を見出すことができるのだ。

◆信頼できる味方はどうやって見つけるか?
ちなみに私は、相手をどこまで信用できるかは二つの変数からなっていると考えている。
一つは「その人物が人間的にどこまで信用できるか」、もう一つは「その人の置かれた立場がどこまで信用できるか」である。
この二つを掛け合わせた関数式で、どこまで信用できるかが決まってくる。

挫折力』(冨山和彦さん)