最近は誰もそう思ってくれませんが、私は現在もあがり症で、10年前くらいは人前で話すのがとても苦手でした。
そんな私ですが、著書出版を機に話す場を与えられたことで試行錯誤を続け、現在は周りからわからないくらいにはなったと思います。

当時この本があったら、試行錯誤をしなくても済んだのに…
読み終えて、そう感じました。
人前で「あがらない人」と「あがる人」の習慣(鳥谷朝代さん)

響いたポイント

◆01 あがらない人は、緊張を悩まない。
緊張を忌み嫌うのではなく、緊張する自分を認め、受け入れたときはじめて、あがり症克服へのスタートラインに立てるのだと思います。

◆07 あがらない人は、どうやったらうまくいくかを考える。
今となって思うのは、あがりを克服するキッカケやチャンスは、どうしても逃げられない状況になったときにやってくる、ということです。
「あのときが私のあがり人生のターニングポイントだった!」と気づくのは、あとになってからなのです。

◆27 あがらない人は、原稿を声に出して3回読む。
私のお勧め練習法は、まず当然声に出して読む。
慣れてきたら、原稿から目線を8割上げる。
見るとしたら、センテンスの頭の部分のみ。
あとは、文末まで顔を上げてしゃべり続ける。
たとえ原稿と違う表現、違う言い回しになってしまっても、あるいは飛んでしまっても、そのまましゃべり続けること。

◆31 あがらない人は、本番5分前に柔軟体操をする。
本番5分前にできる緊張緩和法は、手足をゆるめることです。
緊張すると体がガチガチに硬くなり、特に手足に余分な力が入り、これが手足の震えにつながります。
マイクや資料を持つときの手の震えが気になる人は、手首を回したり、グーパーと手を握ったり開いたりすると、震え防止になります。

◆36 あがらない人は、短く話そうとする。
スピーチやプレゼンをする際、最も大切なことは何だと思いますか?
あがらず話すこと?
論理立てて話すこと?
私は「時間感覚」だと思います。
なぜなら「時間」は聞き手のものだからです。

◆43 あがらない人は、その場をおもしろくしようとする。
研修やセミナーでの緊張が気になる方は、状況に応じて次の方法を活用してみてください。
一方向型→双方向型の状態に持っていくのです。
・ペアワークやグループワークを取り入れる
・聞き手に質問を投げかける、意見を求める、話を振る
・随所に質疑応答の時間を取る

◆44 あがらない人は、トップバッターをかって出る。
いきなり振られた自己紹介や挨拶などは、ぜひトップバッターをかって出てください。
この場合、待ち時間は短ければ短いほうが楽です!
最初にやってしまえば、嫌な待ち時間を短縮することができます。

◆48 あがらない人は、メモをする。
あがってしまうと、何も手がつかなくなる人が多いのですが、待ち緊張の中にあってメモを取るという行為が、自意識過剰状態から意識をはずし、あがり症状を抑えるという効果もあります。

人前であがったときにどうしたらよいか、具体的な対策行動が紹介されているので、すぐ使えます。


人前で「あがらない人」と「あがる人」の習慣(鳥谷朝代さん)