6/11(火)は10年来の人生の先輩から相談があるということで、数年ぶりにお会いしました。
中央線沿線で理髪店を営みながら、2003年から年1回、地域に根ざした講演会を主催なさっている方です。
「いままでチラシやクチコミなど、アナログな手法で集客していたけど、今回はSNSなどネットを使った集客をやってみたい」とのこと。
今回が17回目ということで、新しいアプローチを模索していらっしゃるようでした。
お話を伺いながら「こうしたらどうでしょう」「こんなアイデアもありますね」などと話しているうちに、ネットを使ったイベント集客に必要なポイントは2つに集約されることに気づきました。
それが「2つの感」です。
ひとつは信頼感。
このイベントに参加して大丈夫だろうか?という不安を解消する要素です。
最初にいい話を聴かせておいて、最後に壺や布団の販売があり、買うまで帰れないなんてことにならないだろうか…
こんな状況は極端にしても、初めての場に参加する方は多かれ少なかれ不安を抱くものです。
この不安を解消するために提案したのが、講演会開催実績を前面に出すこと。
第1回:2003/5/10(土)大野勝彦さん
第2回:2004/6/14(土)坂田道信さん
第3回:2005/5/14(土)青木匡光さん
第4回:2006/5/20(土)鍵山秀三郎さん
第5回:2007/5/19(土)湯川れい子さん
第6回:2008/5/24(土)中村文昭さん
第7回:2009/5/16(土)相田一人さん
第8回:2010/5/15(土)木村まさ子さん
第9回:2011/5/21(土)桂小金治さん
第10回:2012/5/19(土)SHINOさん
第11回:2013/5/18(土)矢崎節夫さん
第12回:2014/10/4(土)大仁田厚さん
第13回:2015/10/17(土)ロバート・ハリスさん
第14回:2016/12/3(土)松井寿一さん
第15回:2017/10/21(土)ステファニー・コロインさん
第16回:2018/10/27(土)山田桜子さん&本田拓夫さん
それぞれの講演のダイジェストを紹介したページを作ります。
これがあれば、初参加の方のイベントに対する不安は減ると思います。
もうひとつが親近感。
このイベントに行ってみたいという気持ち、興味をかきたてる要素です。
そのために必要なのは準備の過程を伝えること。
・今年の講演会の講師が決まりました
・講師と打合せをしました
・会場を予約しました
・スタッフで作戦会議をしました
・▼▼へ後援のお願いに行ってきました
・チラシができました
・▲▲駅前でチラシを配りました
・申込みを開始しました
・開催まであと●●日、残席◆◆です
などなど、イベント準備が盛り上がっている様子を目にする機会が増えることで、興味を持ってくださった方の「行ってみようかな」という気持ちを高めることができます。
例えばブログを立ち上げて、ここから2つの感を盛り込んだ情報を発信する。
どんな成果が出るか、今から楽しみです。
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