なぜ商業登記電子証明書が必要だったかというと、商標登録をオンラインで申請するためでした。
もともとは「恐妻家の掟」商標登録の申請書を特許庁へ持ち込みしようと考えていたのですが、申請に最適な日と考えていた7/31(愛妻の日1/31の真裏の日)が今年は土曜日で特許庁が閉庁。
7/31に申請した証を残すにはオンライン申請しかないと思って事前準備を進めています。
この商業登記電子証明書の取得に大きな罠がひとつ隠されていました。
商業登記電子認証パンフレット(令和3年2月版)
http://www.moj.go.jp/content/001314370.pdf
には、簡単3ステップ
Step1:申請書等の作成
商業登記電子認証ソフトを使って申請書等を作成
Step2:登記所へ申請
申請方法は書面(窓口・郵送)とオンラインの2種類あり
Step3:電子証明書の取得
商業登記電子認証ソフトで電子証明書ファイルをダウンロード
と書いてあったのですが、パンフレット5ページの「手順1 オンライン申請に必要な電子証明書の取得」の途中で無限ループに陥ってしまいました。
使用可能な電子証明書は3種類
①公的個人認証(マイナンバーカード)の電子証明書
②法務大臣の定める電子証明書
③商業登記電子証明書
このうち、大谷更生が持っているのは①マイナンバーカードのみでした。
申請用総合ソフト
を開いて「Step1:申請書等の作成」で作成した申請書とマイナンバーカードの電子証明書を取り込んで手続きしようとしたのですが、何度やってもマイナンバーカード(ICカードリーダ経由)の読み込みがうまくいきませんでした。
「これは自力だと無理!」
と思って、登記・供託オンライン申請システム操作サポートデスクに電話で問い合わせたところ、答えがわかりました。
上部メニューの「ツール」-「オプション」-「ICカード切替」タブ(一番右)をクリックすると、「使用するICカードライブラリを登録します」があり、ここにマイナンバーカードを登録すると読み込みが始まり、無事に設定することができました。
ここを超えたら
・申請書情報送信
・手数料納付
はスムーズに進み、申請から40分弱で電子証明書シリアル番号を取得。
再び商業登記電子認証ソフトを開いて、無事に電子証明書を取得することができました。
超レアなネタですが、何かお役に立ったら嬉しいです。
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