タイトルと黄色い表紙に惹かれて手に取りました。
「ひねり出す力」
(内村宏幸さん)
著者の内村さんは30年以上、第一線で活躍する放送作家。
「オレたちひょうきん族」「夢で逢えたら」「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」「ダウンタウンのごっつええ感じ!」「サラリーマンNEO」「LIFE!」などの番組で5000本以上コント作品を書いている方です。ウッチャン(内村光良さん)のいとこ、道理でお顔が似ているなと思いました。
目次
序章
気がつけば放送作家
第1章
笑いを生み出すチーム力
―コントはこうして作られる
第2章
指摘を吸収する力
―現場ごとにいろいろな学びあり
第3章
キャラクターを生み出す妄想力
―あのキャラの誕生秘話
第4章
土壇場でひねり出す力
―たぶん役立つ15のヒント
第5章
企画のセンスを磨く力
―アイデアは身近なところに転がっている
スペシャルいとこ対談
現役で走り続ける力
―内村光良×内村宏幸
一番印象に残った箇所
137ページ
9「うまい」というイメージを植えつける
放送作家は、基本的にどんな番組にも対応できなければなりません。
(中略)
たとえできなくても、依頼があった場合は、即座に「できます」と言うのが当たり前です。
しかし、いくら作家向きの才能があったとしても、人間そんなに何でもできるものではありません。
(中略)
大切なのは「こういうのをやらせたらうまい」というイメージを植えつけることです。
(中略)
フリーランスという大海原を沈まずに進んでいくには、自分だけの特徴的な船を持つことだと思っています。
(中略)
どうにもうまくいかない時は、新たなことに挑むよりも、自分が持っているものを磨いた方がいいのではないでしょうか。
これを持つと、めっちゃ強いですよね。
大谷更生だったら
IT×聴ける×書ける×話せる
かなと。
「オレたちひょうきん族」「夢で逢えたら」「サラリーマンNEO」など、当時よく見ていた番組の裏舞台を垣間見ることができたのも収穫でした。
「ひねり出す力」
(内村宏幸さん)
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