長嶋監督時代に攻撃型2番打者として活躍した外野手で、元読売巨人軍の清水隆行さん初めての著書『プロで成功する人しない人


読み終えて受け取ったメッセージが「活躍し続けるプロの思考」でした。

活躍し続けるプロの思考

◆成長のコツは当たり前のレベルを少しずつ上げていくこと
自分を追い込み、強度の高い練習を繰り返していくと、その練習がだんだんと当たり前になっていく。
当たり前になったら、またそこに高い強度の練習を加えて自分を追い込む。
そうやって当たり前のラインを少しずつ上げていくとともに、まわりにいる一流選手たちの考え方、立ち振る舞いなどを参考にすることで、私は自分の心技体(精神力、技術力、体力)を高めてきた。

◆結果を考えず、まずは目の前のことに取り組む
人が緊張するのは「いい結果を出そう」「いつもの自分よりもいいものを出そう」とするからである。
要は、自分で自分にプレッシャーをかけてしまっているわけだ。
しかし、それはある意味当たり前のことで、緊張しないのは逆にダメだと思う。
大事なのは、緊張した中でもいかに自分をコントロールして結果を出せるかなのだ。

◆プロで成功する人は変わる勇気を持っている
プロの世界で成功するために必要なもののひとつは、「変わる勇気」である。
変わろうとすることにはリスクを伴うが、リスクを恐れていてはレベルアップは果たせない。
長い期間、結果を出し続けている一流選手は「変わる勇気」を持っている。
結果が出せない、あるいは結果を出したとしてもそれが長続きしない選手というのは、変わる勇気が不足しているのだと思う。

◆プロは修正力が必須
修正力を身に付けるには、それが正解なのか、間違っているのかは関係なく、とにかく自分で対処法を考え、修正を試み、正解だったやり方を自分の中にストックしていくしか方法はない 。

◆指導者が解決策をすぐに示すのはよくない
コーチの役目は、その選手にとって正しいと思われる方向へ導いてあげることと同時に、選手自身に考える力を高めていってもらうことでもあるのだ。

◆人にものを伝える時の大切なポイント
まずひとつ目は「うわべだけの結果だけで言わない」ということ。
なぜその結果になったのか、そこには理由や原因が必ずある。
選手がそれをわかっていなければ、しっかりと説明してあげるのが指導者の役割だと思う。
(中略)
ふたつ目は「上からモノを言わない」ということである。
上の立場にある人は、えてして部下などに威圧的、高圧的な態度を取りがちだが、指導者がそのような接し方をすれば選手は心を閉ざしてしまい、こちらの言うことを素直に聞いてくれなくなる。

当たり前のことを結果ができるまでやり続ける、肝に銘じます。

プロで成功する人しない人』(清水隆行さん)