リーダーシップ・チャレンジ(ジェームズ・M・クーゼス、バリー・Z・ポズナー)


最近依頼が増えてきたリーダーシップ研修の参考になればと思って図書館で借りてきましたが、読み終えたときに「これは手元に置いておかなきゃ!」と思ってアマゾンで入手しました。
全348ページ。
これ一冊で、いくらでも研修カリキュラムが作れそうなくらい、ボリュームたっぷり。
まだ、ざっと目を通しただけなので、時間を作ってじっくり読み進めます。

模範的リーダーシップの五つの実践

1)模範となる
・価値観を明らかにする
⇒自分自身の言葉で語る
⇒共通の価値観を確立する
・手本を示す
⇒共通の価値観に沿って生きる
⇒価値観を実践させる
2)共通のビジョンを呼び起こす
・未来を描く
⇒可能性を想像する
⇒共通の目的を見つける
・人々を引き入れる
⇒共通の理想に訴える
⇒ビジョンを具体的に描く
3)プロセスに挑戦する
・チャンスを模索する
⇒自発的に行動する
⇒外部にアイデアを求める
・実験しながらリスクをとる
⇒小さな勝利を積み重ねる
⇒失敗から学ぶ
4)人々を行動にかりたてる
・協働を育む
⇒信頼できる環境をつくる
⇒絆を強める
・力を与える
⇒意思決定の裁量を与える 
⇒自信と能力を育てる
5)心から励ます
・貢献を認める
⇒ベストを期待する
⇒相手にあわせて褒める
・価値と勝利を讃える
⇒共同体精神をつくりだす
⇒一人の人間として関わる

ついていきたいリーダーに共通する四つの特質

・正直である
・先見の明がある
・仕事ができる
・やる気にさせる

フィードバックを得るためのヒント

【喧嘩腰にならない】
あなたが傷つきそうに見えたり、攻撃的な姿勢だと思うと意見を言いづらい。
【注意深く聞く】
リラックスした状態で、あなたへの意見を積極的に傾聴しよう。
あなたのしぐさや表情で相手を話しづらくさせないように気をつけよう。
【評価をくださない】
耳をかたむけよう。
評価してはいけない。
あなたの意見はさておいて、相手がなにを伝えたいのかを理解するよう努力しよう。
心を開き、フィードバックが自己の向上に役立つと信じよう。
【質問し、例をあげてもらう】
言われたことをしっかり理解し、その中身だけでなく状況も知ろうと努めよう。
【感謝する】
フィードバックをくれた人に感謝しよう。
自己を知り、自己の行動が他者に与える影響を知ることで向上できると伝えよう。

責任感を育てるためのアイデア

・職種にかかわらず、組織の全員が顧客をもっているだと認識する。社内であれ社外であれ、自分はだれに奉仕しているのかを、一人ひとりが自覚しなければならない。
・すべての階層で、権限の委譲を大幅に増やす。
・必要のない許可の手続きを取り除く、または減らす。
・規則をできるかぎり減らす。
・ルーティーンの仕事量を減らす。
・日常業務をできるだけ自動化する。
・ルーティーン以外の仕事を部下にまかせる。
・自主的な判断をうながす。
・クリエイティブな問題解決を考えさせる。
・仕事の定義を広げる-タスクでなく、プロジェクト全体を仕事とする。
・縦と横のつながりや社内外のリソースを、より自由に活用できるようにする。

リーダーシップ・チャレンジ(ジェームズ・M・クーゼス、バリー・Z・ポズナー)