今月の課題図書『あの明治大学が、なぜ女子高生が選ぶNo.1大学になったのか?』(上坂徹さん)を読んで強く感じました。
明治大学が選ばれる理由
◆オープンキャンパス
◆MARCH⇒ARCH
◆門なし、塀なし
◆全学部統一入試
◆新学部創設
・情報コミュニケーション学部
・国際日本学部
・総合数理学部
◆ガラス張りのキャンパス(中野)
◆ディズニー留学
◆給費奨学金
◆大学図書館
◆MEIJI UNIVERSITY by AERA 明治大学、わたしのプライド (AERA Mook)
◆布施辰治さん(弁護士)
◆女子部
◆就職活動手帳
◆広報ブランドブック、成果研究発表の報道発表の手引き
◆メイジナウ
◆めいじろう
◆チャレンジ明治
◆森川嘉一郎さん(国際日本学部准教授)
◆北京大学とマンガシンポジウム
◆難民教育
現在の明治大学を作った方々の言葉
◆多様性
「私学として出発するとき、官立とは違うところとしたときに、多様性は出発点の中にあったんです。これからは、純血主義ではない、と。女子教育を始めることもそうですが、いろんなプロセスの中で、常に外側の基準をどうやって取り込み、あるいは逆に外側に対して新しいスタンダードを示せるか、という意欲が常にあった。雑種的な大学ですから。でも、雑種であるがゆえの力があるんです。それが多様な民族の世界に出たとき、対応力として生きてくると思う」(土屋恵一郎学長)
◆対応力
「明治という大学は、何をやらないといけないのか、ということに関する対応力が強いんです。現実に対する対応力がとても強い。変えることに対する恐れがない。それは、大学が偉そうにしていないからでしょうね。偉そうそうにしていたら、なかなかできないんです」(土屋恵一郎学長)
◆プライドではなく誇り
「変なプライドは持っていないですね。学生も卒業生も。誇りは持っているけれど、妙に勘違いするようなことはない。そうならざるを得なかったのかもしれませんが、それが我々のポジションなんじゃないかな。それは卒業生に共通している。もちろん、やる気もあるし、バイタリティもあるけれど、妙なプライドはない。そして、やるときには、徹底的にやる。これは、昔から変わっていない。本質的なところは変わっていないんですよ。昔の明治と。今風になったのかもしれませんが」
(河野理さん:教育支援部入学センター事務長)
◆革新的
「若い人が革新的なわけではない。僕もジジイです。若い人は将来の不安があるから、実は思い切った一歩が踏み出せないんです。でも、ジジイたちは過去のことをよく知っている。ここでやらないと、というのがわかる。そうやって若い人を引っ張っていく。そういう人間が日本企業の中に出てこないと、僕はダメだと思う」(土屋恵一郎学長)
◆個を強くする大学
「個を強くするというのは、いわば自分の中にある変化する可能性に気づいて、それを追求できる、という意味なんです。それができるのが、明治大学なんです」(土屋恵一郎学長)
30年前、この舞台となったキャンパスで学べたことを誇りに思います。
ただ当時の学力だったら、いま合格できないだろうな…
大谷更生の発想の源泉をお届けするために、毎日12:00に配信しているメールマガジン『日刊「大谷更生」』の読者登録は↓