「独自のアイデアで事業を展開したい」と相談を受けたとき、相手が本気だと感じたら、大谷更生はこんな提案をします。
「商標登録してみてはいかがですか」
実は大谷更生も2つ商標登録しています。
①イルカ語(2007年)
②ビジネスセラピー(2011年)
商標登録というとハードルが高いように感じる方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
大谷更生は弁理士の友人の力を借りながらですが、2つとも自力で手続きを行いました。
商標登録の一番のメリットは「本気度が伝わる」ということです。
2007年にイルカ語を広める活動をしていたとき、話を聞いて
「イルカ語なんて…」
と半分バカにしたような表情をしていた相手の態度が、商標登録証を見せたら一変しました。
商標登録の手続きは具体的にはこんな感じです。
1)特許庁のホームページで出願する言葉が商標登録されていないかを確認する
特許庁商標検索
2)出願する区分を決定する
商品区分(1類~34類)、役務区分(35類~45類)
詳細は↓
3)商標登録願を作成する
商標登録願(願書)に記載が必要な項目
・書類名
・整理番号
出願者任意の番号でOK
・あて先
・商標登録を受けようとする商標
・標準文字
・指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分
第1類~第45類で希望の類を指定
・指定商品(指定役務)
・商標登録出願人
4)郵便局で特許印紙を購入する
1区分12,000円
願書の左上の余白に特許印紙を添付する
特許印紙の金額合計を、印紙の下にカッコ( )書きで記入する
5)特許庁に提出する
全ての項目を記入し特許印紙を貼り付けた状態で、出願書類のコピーを1部取って保管しておく
◆出願方法
a)特許庁に手持ちで持参(特許庁の窓口提出)
b)郵送
c)電子出願
◆郵送出願補足
a)郵送の日付を証明するために、出願書類を揃えて簡易書留で送付する
b)郵送で出願した場合、電子化手数料が発生する
通常1,900円(1件1,200円+書面1枚700円)
◆郵送宛先
〒100-8915
東京都千代田区霞が関三丁目4番3号
特許庁長官 宛
(特許願在中)
※(特許願在中)は、封筒の表面に赤字記入
6)商標出願にかかる費用
◆出願
3,400円 +8,600円/区分
1区分の場合、12,000円
◆登録
28,200円/区分
7)商標登録OKとなったら、商標登録料を納付する
商標登録料納付書に記載が必要な項目
・書類名
商標登録料納付書
・提出日
・あて先
特許庁長官殿
・出願番号
商願YYMM-XXXXX
※登録査定の書類に記載の番号を記入
・商品及び役務の区分の数
・商標登録出願人
・氏名又は名称
・納付者
・識別番号
※登録査定の書類に記載の番号を記入
・住所又は居所
・氏名又は名称
・電話番号
8)郵便局で特許印紙を購入する(1区分28,200円)
◆願書の左上の余白に特許印紙を添付する
◆特許印紙の金額合計を、印紙の下にカッコ( )書きで記入する
9)特許庁に提出する
◆全ての項目を記入し特許印紙を貼り付けた状態で、出願書類のコピーを1部取って保管しておく
◆出願方法
a)特許庁に手持ちで持参(特許庁の窓口提出)
b)郵送
c)電子出願
◆郵送出願補足
a)郵送の日付を証明するために、出願書類を揃えて簡易書留で送付する
b)登録査定の謄本が送られて来た日から30日以内に郵送手続をすること
◆郵送宛先
〒100-8915
東京都千代田区霞が関三丁目4番3号
特許庁長官殿
(手続き書類在中)
※(手続き書類在中)は、封筒の表面に赤字記入
10)特許庁から届いた電子化手数料の振込用紙で指定の金融機関から電子化手数料を振り込む
特許庁手続後の注意点
★登録後、3年間継続して登録商標を使用しない場合、取り消される場合がある
★10年後の商標登録更新は忘れずに!
更新手続きをしない場合、自動的に登録は消滅する
このような誰に相談したらよいかわからないときは、大谷更生まで気軽にご相談ください。
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