辞典のススメといっても、大学教授や学者が作った百科辞典を大事にしなさいといっているわけではありません。
自社の事業で使っている言葉を、誰もが理解できるように明確かつ具体的に定義した自社独自の辞典を持ちましょう、ということです。
自社独自の辞典がどんなものかピンと来ない方は、↓をご覧になってみてください。

感動と共感の新・経営用語辞典(福島正伸さん)

(1)企業

社会に貢献し、人間性を向上させるところ。
個人個人が持てる能力を最大限に発揮し、自己責任で互いに助け合いながらビジョンの達成を目指す場。
企業は利益を出すこと、存在することが目的ではなく、ビジョンの達成を目的とする手段である。
企業がその利益は存在を目的とすると、社会的に価値がないことで、も利益になりさえすればやることになり、さらには真実を隠し、社会に害をもたらすことにつながる。

(16)問題

改善、向上、成長、飛躍のチャンス。
成功する人は問題を喜ぶことができる。
問題がなければ、より大きなビジョンを描いて問題を創り出すことが大切。
問題がないと思っていることが最大の問題である。

(47)改善

今あるものはすべて改善するためにある。
改善できないものはない。
そして改善とはより社会に価値・感動を提供するためのものでなければならない。
商品、サービス、組織、マニュアルなどはすべて改善することができる。
今日の「最高」は、明日の「最高」ではない。
企業は改善し続けることによってしか、社会的存在価値を維持することができないものである。

(55)教育(人材育成)

自らの姿勢で示し、信頼して支援すること。
知識を教えるのではなく、自分から知識を身につけようとする自発性を喚起することが真の教育である。
何を伝えるかよりも誰が伝えるかによって教育効果はまったく違った成果となる。
尊敬できない人の話は誰も聞かない。
そして尊敬されるためには自分の生きる姿が問われる。
他人を成長させる最も良い方法は、何よりもまず自分が見本となって自分自身を成長させること、つまり言葉よりも行動で育てることである。

(64)クレーム

事業の改善、成長の重要ポイント。
顧客からのクレームに対処することによってさらに価値・感動を提供することができるようになる。
クレームがあるほど改善が進む。
企業の成長のためにお客様から教えていただいた重要ポイントであり、クレームをたくさんくださる顧客ほど優良顧客である。

(146)マニュアル

積極的には、さらにより良いものを考え、実行するための基準となるもの。
消極的には、同じミスを二度としないためのもの。
今日のマニュアルは明日のマニュアルではない。
マニュアルはそれ自体、さらにより良いものに改良し続けなければならないものである。

(182)コスト

無駄にしたものコストと呼び、有効活用したものを資源と呼ぶ。
そして、無駄にするか有効活用するかは、意識の問題である。
企業において社会的生産性につながるものは資源であり、つなががらないものはコストである。
つまり、生産性につながらないことをやっている時間はコストで、あり最大のコストとは不満を言っている時間である。

あなたの会社で作ったら、どんな辞書になると思いますか?