4/18(木)は友人が誘ってくれた「法律事務所におけるAI活用と今後選ばれる顧問サービス」というセミナーに参加しました。
参加者の大半が弁護士さん、場違いかなと思いながら聴いていたところ、興味深い話題がいくつかありました。


弁護士数の増加と訴訟件数の減少(弁護士白書より)


2007年
弁護士数:25,118人
訴訟事件数:192,291件
受任数/人:7.88件

2017年
弁護士数:39,865人
訴訟事件数:146,678件
受任数/人:3.68件

中小企業の弁護士ニーズ全国調査報告書
・全国的な中小企業の弁護士の利用経験は約50%
・法的課題を持っている企業の弁護士への相談率は44.4%
・弁護士へ相談しなかった理由のうち、相談しにくい、連絡が取りにくい、ツテがないという理由の合計は48%
・弁護士の法的手続利用経験があるが相談できる弁護士がいないと回答する企業が54.6%
・相談できる弁護士がいない企業は61.5%
・企業の弁護士以外の相談相手は、税理士(56.6%)、社会保険労務士(31%)がほとんどである。
・弁護士利用は、主として訴訟等の裁判所での法的手続のみを利用する企業と、それ以外の相談・相手との交渉・その結果としての契約書作成等で利用する企業が考えられる。そのうち裁判等の法的手続に関しては、全国平均は 23.2%であり、ほとんどの地域はこの利用率前後の数字を示している。
・反対に裁判等の法的手続以外の弁護士利用率は、東京が49.6%という高率であるにもかかわらず、9.3%~18.2%の地域が20箇所もあるなどその違いは明確である。
・法的課題を解決した相談相手は、弁護士44.4%、弁護士以外38.9%、社内31%の順。

業種別 経営者の困りごと内容
下請問題、不公正取引…建設業(9.1%)
商品・製品トラブル…製造業(11.2%)
各種社内規定の策定、法令遵守等の社内ルール整備…情報通信業(38.3%)
債権回収…卸売業、貿易業、商社(41.9%)
雇用問題…飲食業、宿泊業(56.1%)運輸業、倉庫業(54.2%)
契約内容の相談・検討、契約書の作成…不動産業、金融業(62.9%)

◆臨床法務、予防法務、戦略法務の違い
・臨床法務とは
すでに生じた法的問題に対する法律事務
・予防法務とは
将来の法的問題の発生を防止するための法律事務
・戦略法務とは
企業の意思決定に法務部門が参加し、専門知識を活用して最大限の利益を目指すというもの

こういう機会がないとなかなか目に触れることがない情報だったので、興味深かったです。