ひととおり仕事ができるようになり、それなりに自信もついてきた。
今までは目の前の仕事をこなすことで精いっぱいだったのが、少し余裕ができたことで、将来への漠然とした不安がムクムクとわいてきたのが入社3年目。

そんな方におススメなのが、この一冊です。
入社3年目の心得』(堀田孝治さん)


当時の私がこの本を読んでいたら、この時期をどっしり構えて過ごせたと思います。


◆「どこで、なにをやっても、『仕事ができる』自分を作りあげておく」
そうすれば、異動しても、転職しても、独立しても、はたまた会社が傾いても、つまり外部の環境がどのように変わろうとも、その人自身が、どこで、何をやることになっても、「仕事ができる」のですから、大丈夫なのです。

◆仕事は、「与えたもの勝ち」の種目である
勉強は「もらったもん勝ち」の種目かもしれませんが、仕事は「与えたもん勝ち」の種目です。
もっとも与えた人にお客様はやってくるし、豊かなキャリアの道が開けてきます。

◆知っているから「している」へ~守破離~
勉強というのは、特に受験科目は「知っている」「わかっている」人が勝つ種目です。
音楽、美術、体育などと違い、受験科目で問われるのは「知っているか」「わかるか」ということであり、「できるか」「やっているか」はほとんど問われません。
しかし、仕事はすべて「実技」です。
そういう意味では、受験科目より体育や音楽に近いのです。
「商談する」「企画する」「プレゼンする」…すべて実技であり、知っていても、わかっていても、それができなければ、あるいはしていなければ、まったく意味がありません。

◆そのスイッチを入れる前に
本当に仕事ができる人の正体は、「消化作業がうまい人」ではなく、そもそも「火事を起こさない人」です。

◆できる人は、「仕方がたくさんある」人
仕事ができる人というのは、常に「仕方がたくさんある人」です。
仕方を増やすために、視野を広く、視座を高く、視点を変えて思考している人です。
パッと思いついた2択の中からではなく、より多くの豊かな選択肢の中からの方が、納得した「自己選択」ができ、自分のその選択を引き受けることができるのです。

◆「続けられる自信」を創る
自信とは、「自分との信頼関係」のことです。
たしかに、自分との信頼関係がなければ、いくら変わりたいと「思って」も、変える「行動」を習慣化することはできないでしょう。
では、「信頼関係」は、どのようにすれば構築できるのでしょうか?
信頼は、「約束し、その約束を守る」ことによって、築き上げられていきます。
信頼とは、「あるもの」ではなく、「築き上げていくもの」なのです。

◆「好きなことを仕事にする」の真の意味
このことを間違って理解している人がいますので、まずその真の意味を確認したいと思います。
この短いセンテンスを、もう少し具体的にすると、
「自分が好きなこと(プロセス)」と「価値創出(アウトプット)」との「両立」を実現する
ということなのです。

◆「7つの行動原則」は「信頼の行動原則」です。
・常にプラスαの「価値創出」を目指し、実践している人
・相手の立場から「逆算」し、ゴールからきちんと段取りを「逆算」している人
・「守破離」を実践している人。「形無し」ではなく「型破り」な人
・表面的な問題に終始するのではなく、本質的な問題に「てこ入れ」する人
・相手と自分、高品質で低コスト、といった違いと矛盾の「両立」を図っている人
・部分的な批判ではなく、「同時多面的」にパッケージで物事を判断する人
・野党ではなく与党を「自己選択」する人。自分の選択をどんな結果でも引き受ける人

入社3年目の心得』(堀田孝治さん)