新しい研修プログラム『仮)先送りしない問題解決の技術』作りの参考になればと思って図書館で見つけた『「先延ばし」にしない技術』(イ・ミンギュさん)


持ち帰って最初は寝そべりながら読んでいましたが、「断れないのは目標が見えていない証拠」でバチっと起きました。

◆なぜ、断る勇気が必要なのか?
第1に、気の進まない頼みを断ればなければ、本当に大切なことに振り向ける時間とエネルギーがそれだけ足りなくなり、重要な仕事ができずに後悔することが多くなるからだ。
第2に、相手に気をつかい、断り切れずに頼みを聞いてやったとしても、頼み事をしてきた人に対して無意識に腹を立てることになる。そのため、長期的に見れば、かえって人間関係が悪くなる。
第3に、気の進まない頼みを仕方なく全部受けていると、他人に振り回されているという気になるため、自信を失い、ストレスがたまって憂うつな気分に陥ってしまう。

◆どうして嫌なことを嫌と言えないのか?
あなたの周囲に無礼な態度を示す人や、無理な要求をしてくる人が多ければ、胸に手を当てて考えてみよう。
「わたしに対してみんながこんな態度をとるのは、私自身がそう仕向けているのではないだろうか」と。
他人があなたに対してどんな接し方をしようが、その責任の一部は明らかにあなた自身にある。
だから、他人からいまとは違う扱いを受けたければ、自分がまず変わらなくてはならない。

◆断れない人たちの特徴
まず、愛されたいという欲求と、拒否されることへの恐れが強い。
次に、自分を重要な人物だと信じたいという傾向が強い。
さらにもうひとつの特徴として、優柔不断で目標を持たずに生きている可能性が高い。

◆きっぱりと断れる人の3つの特徴
ひとつ目に、彼らが断ることのできない「隠れた理由」が何かを知っている。
つまり、断れないのは、人情を受け取りたいという欲求と、拒否されることに対する恐れのせいであることを知っている。
ふたつ目に、自分の選択に対して責任を負うことができる。
3つ目に、彼らは熱烈に望むものを持っている。
うまく断れなければ、それはまだ熱烈に望むものがないという証拠だ。

◆気の進まない依頼を効果的に断る方法
(1)短く、はっきりと断ろう
欲しくない商品を勧めてあなたを困らせる人が現れたら、まずは目をそらせて「すみませんが、関心ありません」とひと言で言えばよい。
(2)余韻を残さないようにしよう
本当に引き受けられない依頼なら、「考えておきます」などの余韻を残してはならない。
(3)丁重に断るにしても、度の過ぎた罪の意識を持たないようにしよう
あなたの拒否は依頼に対する拒否であって、依頼した人に対する拒否ではない。
落ち着いた口調で、丁寧に断ろう。

◆罪の意識を持たずに「No!」と言える10の権利

①自分の行動を主体的に決め、責任を負う権利がある
②自分の判断に対して、説明や言い訳をしない権利がある
③誰かに手を貸すかどうかを、自分で判断する権利がある
④考えが変わったら、いつでも約束を取り消す権利がある
⑤常に完璧である必要はなく、たまには失敗する権利がある
⑥知らないことを「わたしは知らない」と言う権利がある
⑦相手から受けた好意と関係なく行動する権利がある
⑧非合理的または即興的に決定する権利がある
⑨暇であっても「忙しい」と言う権利がある
⑩嫌なことはきっぱりと「関心がない」と言う権利がある

権利があると思えたら、堂々と断れますよね。

「先延ばし」にしない技術』(イ・ミンギュさん)