11月に講師を務める、技術者を対象とした講演「先端技術」に向けて準備を進めています。
決定版AI 人工知能(NTTデータ 樋口晋也さん、城塚音也さん)


本書の立ち位置は明確です。
◆AIを定義する
この本ではシンプルにAIを「機械により人間の知的活動を再現したもの」と定義する。


押さえておきたい箇所

◆4つのAI活用
・既存業務の効率化や高度化
今まで人が対応していた業務をAIで置き換えたり、もしくは人をAIでアシストしたりするパターン
・AIによる新規サービスの立ち上げ
AIでデータ分析を行い、その結果を利用して新サービスを創造するパターン
・ビジネスのスケール加速(拡大加速)
「そのビジネスはスケールするのか」という質問は、「そのビジネスは効率よく拡大できるのか」という意味で使われる。
・リアル世界のインテリジェント化

◆5つに分類できるAIの適用領域
☑知識探索・俯瞰
大量のデータから要求された情報や知識を取り出したり、大量のデータを人に分かりやすく提示したりする領域
☑知識発見・意思決定
AIが自ら考え、何らかの知識を発見したり、意思決定をしたりする領域
☑コンテンツ生成
AIが大量の情報を参考に、画像・音楽・文章などのコンテンツを自動で作り出す領域
☑コミュニケーション
人間との対話を通じてサービスを行う領域
☑知覚・制御
環境や情報をセンシングして、自律制御をする領域

◆適切な目的がAIの価値を決める
最もインパクトを出せるAIの使い方は、人間の関与ををなるべく減らしビジネスを急速に拡大する戦略である。

◆AI導入のメリット・デメリット
メリット
・大幅な業務効率化が実現する
・新たなサービスを創出できる
・コア業務へリソースを集中できる
デメリット
・社内失業者が発生する
・ブラックボックスであり、ミスを起こしても原因が分からない
・学習データ不足等で失敗するリスクが存在する

◆AIと情報システムの違い
一番の違いは使いながら育てていくところである。
AIはビジネスの変化にあわせてチューニングを施したり、アルゴリズムを改良する必要がある。
まだ大規模なデータを使うときには、大量のサーバーは何ヶ月も動かす場合もある。
このように手間がかかる分、成功した時のインパクトが大きいのがAIの特徴なのである。

◆企業に必要なAI人材とは
①ビジネスが分かる
②データの分析ができる
③データ分析プログラムシステムに落としこめる
という3つの要素を備えていなくてはならない。

3つのバランスが取れたビジネスパーソンであり続けられるよう、今後も着実にインプットとアウトプットを積み重ねていきます。

決定版AI 人工知能(NTTデータ 樋口晋也さん、城塚音也さん)