プロフィールを読んで、同学年だということに初めて気づきました。
実行力』(橋下徹さん)


38歳で大阪府庁1万人のトップ、42歳で大阪市役所3.8万人のトップに就任した橋下さん。
・約5200億円の減債基金問題→予算凍結
・職員基本条例
・大戸川ダム、槇尾川ダム建設中止
・大阪都構想住民投票
・大阪城西の丸庭園でモトクロス大会
・大阪城公園管理運営の民営化
・大阪万博誘致
・リニア大阪延伸
・関西広域連合
など、従来の枠組みを大きく変えたエピソードの解説が興味深かったです。

【目次】
第1章 まずは、人を動かす 
第2章 本当に実行すべき課題はどう見つけるか
第3章 実行し、信頼される人の条件とは 
第4章 実行のための「ビジョン作り」と「チーム作り」
第5章 上司を動かし、提案を通す
第6章 情報を制する者は、組織を制す
第7章 日本と大阪を「実行できる組織」にするために

リーダーかくあるべきと納得した箇所

繰り返しますが、組織のリーダーに必要なものは、友人関係のような人間関係ではなく、「仕事をやり遂げた」ことへの信頼関係です。

「反対意見は徹底的に聞く。しかし最後は決定に従ってもらう」
という基本的なところは、一般的な組織マネジメントにおいても参考になるのではないかと思います。

実務的な問題の解決は現場に任せればいいのです。
やはり、それよりも現場は気づいていない大きな問題を探り出して、それについて現場ときちんと話し合いながら、最後は決断・判断・決定していくことがリーダーの役目です。

リーダーは絶対的に正しい決定をするというよりも、誰もが決められない問題について「決める」ということが役割なんです。

リーダーがやるべきことは、組織に正しい解を見つけさせる努力を促し、自らのところまで来た案件については、絶対的に正しい解を見つけ出すというよりも、決断をして責任をとることです。

これまでのチームのメンバーが、絶対にできなかったことをやる。
それがリーダーと部下の信頼関係の土台です。

口で言うだけでは部下は「腹落ち」してくれないものです。
リーダー自身が、その基準・軸を徹底的に実践する姿を部下に見せて、初めて部下がついてきてくれます。

リーダーは、目標の実現に向けて一心不乱にチャレンジする姿を示し、実践する必要があるのです。
それが組織のメンバー(部下)の共感を呼び、メンバーがついてきてくれるようになるのです。

優れたリーダー・トップの方針というものは、簡潔で具体的で、「それがあるからこそ組織が動くことができる」というものです。

放っておいたら部下や組織が動かないようなことについて、部下や組織が具体的な行動を起こす原動力になるものが、トップの出すべき方針というものです。

まずい情報は公開して、それでも事態を乗り切れなかったら仕方がないと覚悟する。
これがリーダーに必要な意識です。

実行力』(橋下徹さん)