年末の課題図書『リーダーのためのパーソンセンタードケア』(寺田真理子さん)を読み終えて強く感じたのは、リーダーのあり方でした。


◆ひとりの人間としてのニーズに対応する
パーソンセンタードであるということは、何を「する」かではなく、むしろどういう存在で「ある」かなのです。

◆否定的な態度
リーダーはこういったケアに関わるスタッフが経験する感情に敏感になりましょう。
なぜなら、スタッフが利用者や同僚、そして自分の役割についてどう感じているかが、その態度やアプローチに影響するからです。

◆絶望
たいていの場合、変革をもたらすときは小さく始める方がいいのです。
長期的な目標を念頭におきつつも、複数の小さなステップに集中するのです。
そうすることで多くのメリットがあります。
特に、プロセスが管理できるものになり、小さな達成感であったとしても、やる気を高める効果が多く見られるでしょう。

◆パーソンセンタードケアの模範を示す
リーダーはまた、利用者に何が起きているかの最新情報を把握しておく必要があります。
けれどもすべてを把握しておく必要はありません。
むしろ、リーダーが模範を示すべきなのは、質問をし、話を聴き、観察をする用意があるという態度です。

◆スタッフに自信を与える
パーソンセンタードなリーダーシップにおいては、スタッフに自信を与えることが重要です。
スタッフが自分の責任を真剣に受け止め、最善を尽くすように支援するのです。

◆スタッフをやる気にさせる要因を理解する
スタッフが働き続けるのは、自分で役割の重要性を認識し、仕事が興味深く充実感があると感じ、スキルや自信を身につけ、キャリアアップする機会がある場合です。
これらの要因によってスタッフは仕事にとどまるだけでなく、最善を尽くすようになります。
ですからリーダーは、スタッフをやる気にさせて刺激を与え、その努力に敬意を払い、その意見が高く評価されることを明らかにしましょう。

◆建設的なフィードバック
建設的なフィードバックに役立つ、覚えやすいモデルは’www.ebi’、つまり「何がうまくいったのか(what went well)」、そして「こうすればさらによかった(even better if)」です。

今後も言葉より背中で伝え続けます。

リーダーのためのパーソンセンタードケア』(寺田真理子さん)