来月講師を務める研修に対してリクエストをいただきました。
★自社の強み、弱みを理解する
★自社の必要な人材を明確化する

いろいろと検討を重ねた結果、ここに焦点を当てることにしました。

社会人基礎力

社会人基礎力とは、経済産業省が2006年から提唱している、仕事をするために必要な基本的な力の定義です。
以下、経済産業省のサイトより抜粋

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年から提唱しています。
企業や若者を取り巻く環境変化により、「基礎学力」「専門知識」に加え、それらをうまく活用していくための「社会人基礎力」を意識的に育成していくことが今まで以上に重要となってきています。

前に踏み出す力

一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力

・主体性
物事に進んで取り組む力
・働きかけ力
他人に働きかけ巻き込む力
・実行力
目的を設定し確実に行動する力

考え抜く力

疑問を持ち、考え抜く力

・課題発見力
現状を分析し、目的や課題を明らかにする力
・計画力
課題の解決に向けたプロセスを明らかにし、準備する力
・創造力
新しい価値を生み出す力

チームで働く力

多様な人々とともに、目標に向けて協力する力

・発信力
自分の意見をわかりやすく伝える力
・傾聴力
相手の意見を丁寧に聞く力
・柔軟性
意見の違いや立場の違いを理解する力
・状況把握力
自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
・規律性
社会のルールや人との約束を守る力
・ストレスコントロール力
ストレスの発生源に対応する力

社会人基礎力からインスピレーションを得て、こんなシートを作ってみました。


使い方
①上記12の能力要素から自社で発揮してほしい能力ベスト3を選ぶ
②発揮してほしい力①を100点満点で何点まで引き上げたいかを『期待』欄に書く
③発揮してほしい力①が100点満点で現在何点かを『現状』欄に書く
④発揮してほしい力①を期待する点数②にするために、やるべき行動を『達成に向けた具体的な行動』に書く

本シートが機能するかどうかは「具体的な行動が書けるか?」にかかっています。
具体的な行動か否かの判定は死人テストで行います。
死人テストとは、応用行動分析学(ABA:Applied Behavior Analysis)で使われている用語。
日本のABAマネジメント第一人者の榎本あつしさんが代表を務める日本ABAマネジメント協会ホームページには、以下のように定義されています。
死人テスト
行動を定義する方法の一つ。
死人にもできることは行動ではない。
逆に死人にはできないことはすべて行動。
基本的に~しないなどは行動ではない
*例
暴れない、じっとしている、失礼なことをいわない
これらはすべて行動ではない


社会人基礎力育成シート、来月の研修でお披露め予定です。