大谷更生がチラシセミナーの講師を務めるとき、必ず申し上げることがあります。
「誰に伝えるかを絞ってください」
これは、チラシに欠かせない4情報の一番最初『①呼びかけ』を考えていただくときの説明です。
そう伝えると、参加者の心の声が聞こえてきます。
「そんなの無理」
「できるわけないじゃん」
「絞ったら、お客さまが来なくなっちゃう」
では、こんな場面を思い浮かべてみてください。
あなたは40代の男性、仕事を終えて自宅最寄駅の改札を出たところです。
同年代の女性から
①「すみません」
と呼びかけられた場合と
②「そこの福山雅治に似ているお兄さん」
と呼びかけられた場合、どちらが振り返る確率が高いと思いますか?
あなたが福山雅治さんに似ているかどうかはともかく、②で呼びかけられたほうが振り返りませんか?
誰に伝えるかを絞るとは、そういうことです。
セミナーでは、こんな事例で解説します。
例えば、整体院の場合
5年以上腰痛に悩んでいるアラフォーのおひとりさま
この呼びかけには4つの要素が入っています。
①5年以上
②腰痛に悩んでいる
③アラフォー
④おひとりさま
ここまで絞ると、お客さまが来なくなるんじゃないか心配するかもしれませんが、そんなことはありません。
チラシから信頼感と安心感を感じることができたら、完全一致でなくても共通点が2つ以上見つけられたら、お客さまは関心を寄せてくださいます。
例えば
「腰痛に悩んでいるの3年なんだけど」
「腰痛ではなく肩こりなんだけど」
「20代なんですけど」
「結婚しているんだけど」
チラシでは、あなたが自信を持って最大限の価値を提供できる方に絞って、想いをを伝えてください。
その想い、あなたを必要としているお客さまに必ず届きます。
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