この言葉を書籍のタイトルに使うのは珍しいなと思って手に取った『「ネガティブな感情(こころ)」の魔法』(ブレネー・ブラウンさん)


本書の原題は「The Gift of Imperfection」、「欠点の持つ才能」です。

本書で興味深かったのが言葉の捉え方。
他にない切り口が印象的でした。

◆思いやり
「思いやり」とは無制限に人にやさしくすることではありません。
自分なりの境界線を決めている人が思いやりのある人と言われるのです。

◆責任
約束を破ったときに、何が求められるか-それが責任です。

◆羞恥心
人は自分を恥じると次の三つのうちのいずれかの反応を示すと言います(リンダ・ハートリング博士)。
1.引きこもる、隠れる、黙る、秘密にする「逃避」
2.いい人になろうと、人をなだめてご機嫌をとる「突進」
3.周囲を支配しようとする、攻撃的になる、相手にも恥をかかせようとする「反撃」
人間は、状況、相手、原因によって、これら三つを使い分けようとしますが、いずれにしても、恐怖、避難、断絶の連鎖を引き起こすか、羞恥心の感情が膨れ上あがってしまいます。

◆完璧主義
完璧主義とは、完璧に生き、完璧に見られ、完璧に行動したら、非難、批判、恥を最小限に留めたり避けられたりするという「守りの信念」のこと。
あなたが引きずって歩いている、いわば重い盾なのです。
こんなものをもち歩いていたら、人生楽しいわけがありません。

◆希望
希望とは、目標を定め、粘り強く追い求め、自分の能力を信じるプロセスなのです。

◆幸せと喜び
幸せは環境に左右され、喜びは精神と感謝の意にもとづいているのです。

「ネガティブな感情(こころ)」の魔法』(ブレネー・ブラウンさん)