1年前に読んだ『話を噛み合わせる技術』(横山信弘さん)
なぜか気になって書棚から出して読み返したところ、予想以上の発見がありました。
◆話が噛み合わないパターン
「話が噛み合わないパターン」は、次の3種類に大別できます。
◎あさっての方向
◎早とちり
◎結論ありき
この3つには、それぞれ特徴的なフレーズがあります。
◎あさっての方向
「ところで」「そういえば」「ちなみに」
◎早とちり
「わかってるわかってる」「要するにアレでしょ」
◎結論ありき
「~すればいいってもんじゃない」「決め手に欠ける」「見たことも聞いたこともない」
◆相談してはいけない「要注意人物」3つの特徴
①置かれた立場や環境などが著しく異なる人
②リアルでの接点が少ない人
③自分の方が立場・地位が上だと考えている人
◆話が噛み合わなくなる「3点セット」
この3つが揃うと、絶対に話が噛み合わなくなるという「3点セット」があります。
要素は、「人」「コミュニケーション媒体」「内容」の3つです。
まず「人」とは、これまでに何度も触れた「要注意人物」のことです。
「コミュニケーション媒体」とは、メールや SNS などの一法通行の媒体です。
そして、「内容」です。
「内容」とは、つまり「話の中身」のことを指すのですが、この話の中身が複雑だったり込み入った内容だったりすると、「早とちり」される可能性が高まります。
◆あなたの「会話適応力」をチェックする4つのポイント
①頑固
話が噛み合っているかどうか認知できるか?
⇒〇
話を相手に合わせられるか?
⇒×
②無邪気
話が噛み合っているかどうか認知できるか?
⇒×
話を相手に合わせられるか?
⇒〇
③思考停止
話が噛み合っているかどうか認知できるか?
⇒×
話を相手に合わせられるか?
⇒×
④柔軟
話が噛み合っているかどうか認知できるか?
⇒〇
話を相手に合わせられるか?
⇒〇
◆「相手を『外国人』だと思って話す」3つのポイント
①前提知識を丁寧に伝える
②ゆっくりと話論を繰り返そうとする
③話が通じないときは仕方がないと思う
◆「話は変わるけど」と言われても、話を変わらせない方法
◎レスポンスしない
◎リアクションしない、相づちを打たない
◎そっぽ向く、気持ちをそらす
◆男性要注意!女性からの「相談スタイルの世間話」の対応術
他人からの相談事には、2種類の目的があることを知っているでしょうか?
その目的とは、以下の2種類です。
①問題を解決したい
②安心欲求を満たしたい
最後の「相談スタイルの世間話」、細心の注意を払っています。
大谷更生の発想の源泉をお届けするために、毎日12:00に配信しているメールマガジン『日刊「大谷更生」』の読者登録は↓