ちょっと前にツイッターで見かける機会が多かったので、気になって手に取ってみました。
「対峙力」
(寺田有希さん)
著者の寺田さんは、週刊ヤングジャンプの「制コレ05」でグランプリを獲得したことがあるアイドルで、現在は堀江貴文さんのYouTubeチャンネル「ホリエモンチャンネル」や、メンズファッションを紹介する「B.R.CHANNEL」でMCを務めるなど、多方面で活躍なさっています。
明治大学文学部文学科演劇学専攻、同じ大学出身ということで親近感がわきました。
チャラい本かと思っていたら、意外と骨太。
本書を読み終えて、フリーランスとして生き延びるためのヒントを得ることができました。
共感した箇所
31ページ
自分がやりたいことに突き進むのは大切です。
けれど、まずは、いまの自分に求められることを100%できるようになること。
そうすればスキルを上げていけるし、「自分は世の中から見てどういう存在なのか?」がわかる。
自分の得意なことで世の中を渡り歩いていけるようになる。
そのほうが自分にも周りにプラスになると気づいたんです。
60ページ
自己紹介では、自分のターンでがんばるのではなく他人のターンに集中し、「のちのコミュニケーションに使える情報」をなるべく多く収集しましょう。
74ページ
打ち合わせは、「私は何をすべきなのか」「みんなは何をしにきているのか」という、「目的(ゴール)」と「みんなの役割」を確認する場所なんです。
152ページ
「スターにならなくても、いまいる場所で求められているなら、それでいいじゃん。むしろ、『支える人』としてトップになればいいんだ」と思うようになったんです。
189ページ
そもそも「本番中に失敗したこと」が失敗なんじゃなくて、「その失敗を認めて、乗り越えようとしないこと」が失敗なんだと思います。
223ページ
理想像を決めても、その通りになれるとは限りません。
むしろ、なれないことの方が多いですよね。
だったら、ひたすら目の前の仕事を全うして、失敗したら少しでも改善して、を繰り返しながら必死に進んで、ふと振り返ったら、いつのまにかキャリアが積み上がっている。
そういう言い方のほうが幸せなんじゃないかと思います。
「対峙力」
(寺田有希さん)
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