他人を巻き込まなければならない共同作業が上手く仕切れなくて悩んでいる、そんな方のお役に立てる一冊だと思います。

小さな「チーム」「プロジェクト」のウマい仕切り方
(折戸裕子さん)


著者の折戸さんはドコモCS在籍時にNTTドコモのショップスタッフ育成プログラムの改革に携わり、責任者として全国の研修実施実務者の統括と講師・インストラクターの指導、育成をなさっていた方です。
現在は、講演、研修、コンサルティングを通じて組織行動を分析し変革する専門家として活躍の場を広げていらっしゃいます。
個人的には、同じ通信業界出身(大谷更生はKDDI)ということで親近感がわきました。

本書は、グループやチーム、班や組などの単位で、仕事だけでなくイベントや同窓会など、誰もが一度は経験したことがある小さなプロジェクトを仕切るコツを、6つのパートに分けて紹介しています。
冒頭の事例「幼稚園の発表会」がとてもわかりやすかったです。

目次

序章
小さなプロジェクトを成功させるために(各章の概略)
第1章
まずは明確に目標を設定する
第2章
プロジェクトがスムーズに進むスケジュールを作る
第3章
スタートからゴールまでの段取りで大事なこと
第4章
プロジェクトをうまく回す構造
第5章
プロジェクトを動かす資源について考える
第6章
プロジェクトを回すマインドを持つ

 
本書で興味を惹かれたのは対比の構図でした。
◆ゴールイメージとプロセスイメージ(51ページ)
◆目標と目的(52ページ)
◆デキる人とデキない人(58ページ)
◆スケジュールと工程表(82ページ)
◆段取り上手と段取り下手(121ページ)
◆意思表示のメリットとデメリット(142ページ)
◆リーダーとメンバーの関係(145ページ)
◆通常業務とプロジェクト業務(151ページ)
◆マネジメントとリーダーシップの違い(222ページ)

違いが明確に解説されていて、とてもわかりやすかったです。

そして「これは、すぐに使いたい!」と感じたのが、作業の順位付け表(132ページ)でした。

今日すべき作業を①~⑥で順位づける、というものです。
仕事が立て込んでモヤモヤし始めたら活用します。

 
小さな「チーム」「プロジェクト」のウマい仕切り方
(折戸裕子さん)


 

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