373ページの分厚さに一瞬ためらいましたが、タイトルに惹かれて手に取りました。
amazon
(成毛眞さん)


アマゾンが他のGFA+Mと何が違うかが、本書を読み終えて、よく理解できました。

この一文にアマゾンの戦略が凝縮している気がします。

224ページ
アマゾンのシェア重視は採算性を完全度外視しているといっても言い過ぎではない。
売れば売るほど赤字が膨らんでも、競合が淘汰されれば、その後、市場を掌握できるのだから、自分が撤退するか相手が撤退するかの極端な勝負に出る。

 

押さえておきたい箇所

61ページ
SKU(ストック・キーピング・ユニット)
SKUとは同じ商品でも色やサイズなどが違えば別のものとして数えることだ。

128ページ
CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)
CCCとは仕入れた商品を販売し、何日で現金化されるかを示したものである。
アマゾンは-28.5日。

196ページ
会員制サービスは、キャッシュフロー経営の一助だ。

244ページ
単価に比べて提供されるサービスが高ければ、こだわりなく外部に委託するし、見合わなければ自前化する。
それがアマゾンだ。

256ページ
プラットフォーマーの本来の定義は、「第3者がビジネスを行うための基盤(プラットフォーム)を提供する企業のこと」だが、強いプラットフォーマーは、高い市場シェアを握ることによって、業界のルールを自らが決めることができる。

316ページ
アマゾンゴーの出現が、何を意味するのかという視点こそが大切だ。
アマゾンがこのシステムを作り上げることこそ、プラットフォーマーとしては重要なのだ。
このシステムは、他の店にも使える。
スーパーはもちろん、たとえば書店でも、どんな業種の小売店でも転換が可能だ。
「作ったシステムを売る」というのは、プラットフォーマーにとっては必要条件だ。

356ページ
ベゾスが求めるのは、協調などするよりは個のアイデアが優先される組織である。

 
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(成毛眞さん)


 

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