すごい無茶ぶりをする人と聞いて、あなたは誰を思い浮かべたでしょうか?
◆ウチの課長
◆5年以上の付き合いがある取引先の関西弁な社長
◆妻
いろんな方を思い浮かべたことと思いますが、有名人著名人だったら、この方はかなり上位に来るのではないでしょうか。
孫正義さん
私が企業研修のコンテンツ「PDCA」を強化しようと思って書店に行ったとき、この本を真っ先に手に取ったのは、この方の名前があったからでした。
孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA
本書のキーワード「高速PDCA」
◆高速PDCAで身につく力
①自分で考える力
上司は目標数字を与える⇔上司は業務指示を与える
②数字を使う力
日常的に数字を意識する
③ムダがなくなる
成果につながることを優先する
④高いモチベーション
⑤失敗を恐れない力
失敗を前提に行動する
失敗を許容する
失敗を確認したら、改善策を考えて実行
失敗を失敗ではなく、学習のプロセスととらえる仕組み
◆高速PDCAの8ステップ
Plan(計画)
①大きな目標を立てる(週、月単位など)
②小さな目標を立てる(1日が原則)
③目標達成に有効な方法をリストアップする
Do(実行)
④期間を決めて、すべての方法を同時に試していく
Check(検証)
⑤毎日、目標と結果の違いを検証する
Action(改善)
⑥検証をもとに、毎日改善する
⑦一番すぐれた方法を明らかにする
⑧一番すぐれた方法を磨き上げる
PDCAというフレームワーク、なぜ知っている人は多いのに、使いこなしている人は少ないのか?
その答えも本書にありました。
◆普通の人が仕事を滞らせている6つの原因
①計画に完璧さを求める
②一球入魂主義
一つひとつ試す⇒すごく時間がかかる
③期限の甘さ
確認するスパンが1週間とか1ヶ月⇒長すぎる
④数値で設定されていない曖昧なゴール
⑤検証の中途半端さ
いろいろな方法を次々と試していく中で、結局、何が一番効果的な方法なのかがわからなくなる
⑥自前主義
何か新しく始めるとき、ゼロから学び始めてしまう
アイデアを出すコツ、どこかの打合せで試してみます。
トップが何でもいいから荒削りでツッコミどころが多いアイデアを出す
最も荒削りで最も無茶苦茶なことを言う
例「マクドナルドする」(ランチをどこで食べるか提案)
高速PDCAの肝は「短期間」で「同時」に実行、これを意識するだけで、かなり成果が変わると思います。
大谷更生もこれから心がけます。
孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきた すごいPDCA
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