一流の人は、本のどこに線を引いているのか(土井英司さん)


印象に残ったフレーズ

信念を確認するための「自己陶酔線」は無意味
逆に、読んだときには多少の嫌悪感があっても、どういうわけだか”気になる”1行に出会うことがある。
こんな1行には、思い切って線を引いてみたい。
そのときは役立たなくても、いつの日か読み返したときに決定的な1行になっているかもしれない。
線は、新しい発見や役に立った箇所、そして自分の考えと「ちがう」箇所に引くことで、成長の糧になるのだ。

読むべき本を立ち読みで見抜く11の戦略
1.経営者本は「創業者」か「中興の祖」を選ぶ
2.「プロフィール」で本物か偽物かを見極める
3.著者は「一流の変態」を選ぶ
4.「コンサルタント」から学ぶのは王道の戦略
5.著者が「専門外」を書いていたら避ける
6.本の「タイトル」にだまされない
7.「固有名詞」の多い本を選ぶ
8.冒頭の数ページで「いい線」が引けそうな本は買い
9.膨大な「データ」に立脚した本を選ぶ
10.「翻訳書」は良書の率が高い
11.「箇条書き」に注目する

「だまされた」と嘆くレビューを書くのは三流の証
結局、学びとはアナロジー(類推)である。
ちがう世界のものを受け取って自分の世界に適用し、何かの成果物を生もうとする。
だから、何でもアナロジーで見られなければ、その時点で読み手として一流にはなれない。

なぜ、土井さんは「違う」ではなく「ちがう」と表現したのだろう。

本書に刺激を受けて、紹介されていた『トヨタ生産方式』(大野耐一さん)、さっそく購入しました。


一流の人は、本のどこに線を引いているのか(土井英司さん)