講演の参考になればと思って手に取りました。
テクノロジーをもたない会社の攻めのDX」(内山悟志さん)


著者の内山さんは、企業のIT戦略およびデジタルトランスフォーメーション推進のためのアドバイスやコンサルティングを提供している株式会社アイ・ティ・アールの会長。
企業内イノベーションリーダーを600名以上輩出した「内山塾」を主宰なさっています。

本書で印象に残ったのは、さまざまな切り口でDXを解説なさっているところでした。

 

目次

第1章
非IT企業こそDXを進めるべき理由
第2章
テクノロジーを持たない会社でもDXは成功する
第3章
非IT企業にとってDXは何を意味するのか
第4章
デジタルを経営に取り入れるためには
第5章
DX実現に向けて社員を動かす

 

印象に残った箇所

22ページ
社会のデジタル化を浸透させる3つの潮流
・データ
あらゆるデータがデジタル化されて捕捉できるようになる
・つながり
インターネットなどのネットワークによって人やモノがつながりを持つ
・バーチャル
物理的な世界の他に仮想的な世界が存在しそれらを行き来できる

61ページ
アフターコロナで求められるDX施策
・最低限のテレワーク環境の提供
世界中のどこにいても連絡が取れる
・快適なテレワーク環境の整備
世界中のどこにいても快適に業務ができる
・社内業務プロセスのデジタル化
世界中のどこにいても通常と同じように業務が遂行できる
・サプライチェーンのデジタル化
環境変化に応じて、ダイナミックに打ち手が変えられる
・ビジネスモデルのデジタル化
物理的制約を排除したビジネスで収益が確保される

99ページ
デジタル化が企業に及ぼす影響
・企業、事業
既存事業の継続的優位性の低下
・業界
ディスラプターによる業界破壊の可能性
・社会システム、産業構造
デジタル化による社会・経済の構造変革

105ページ
既存企業に求められる「両利きの経営」
・深化
これまで成功してきた事業をより良くする
予測可能性、安定性、効率、バラツキの削減、コントロール
・探索
新しい事業や新規事業を開拓する
検索/発見、スピード、自治、柔軟性、バラツキのある環境

159ページ
デジタル時代の組織カルチャーの6つの要件
①DXの本質と変革の必要性への理解
②創造的な活動の自由と支持
③ファクトに基づく意思決定
④人材の多様性と組織のトライブ化への対応
⑤個人の組織への貢献の可視化と正当な報酬
⑥リスクの許容と失敗からの学習

177ページ
組織カルチャー変革に向けた5つの施策
・意識
全社員のデジタル感度の向上
・制度
変革の促進と旧来制度の見直し
・業務
付加価値業務の量と質の向上
・意思決定
意志決定の民主化と自動化
・人材
個人の成果と貢献の見える化

 
テクノロジーをもたない会社の攻めのDX」(内山悟志さん)


 

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