あと1年半で50歳を迎えることもあってか、最近こんなフレーズに目を奪われるようになりました。
「働き方」の教科書:「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本』(出口治明さん)

三〇代、四〇代のうちにやっておくべきこと

二〇代は自分一人でやる仕事のやり方を覚え、
三〇代では人を使いながらチームで仕事をすることを覚え、
四〇代では組織を率いることを覚える

大きく頷いたフレーズ

◆人生は九九パーセント失敗する
最近よく思うのは、人生を無駄にする三つの行動です。
「済んだことに愚痴を言う」
「人を羨ましいと思う」
「人によく思われたいと思う」

◆「選ぶ」のではなく「捨てる」
早く正しく意思決定ができる人は、決断力があるわけではありません。
物事を決めるためのルールを決めるのが上手なだけです。
トレードオフの要諦を知り抜き、潔く割り切ることができる人なのです。

◆仕事はスピード
人間がスピードを上げられるのは、集中するからです。
一つの仕事について集中して一所懸命考えれば、早く仕上げることができます。
複数の仕事を同時進行で進めていると、気が散って集中できなくなり、間違いなくスピードは落ちてしまいます。

◆部下はみんな「変な人間」である
人を使う役割に変わったときに大切になるのは「人間のリアリティ」を知ることです。
では、リアリティとは何でしょうか。
「人はみな変な人間で、まともな人はいない」
「人格円満で、立派な人なんかいない」
「人はみんななまけものである」
僕は、これこそがリアリティだと考えています。

◆実質的公平性
部下が複数いるときは「実質的公平性」で仕事を割り振ることが何よりも大切です。
グラフを書く仕事があったとします。
短い時間で上手に書ける人と、いくら時間をかけても下手な人がいます。
同様に、仕事には得手不得手があります。
部下をよく見ればそれぞれの仕事の遂行能力はわかるはずですから、全員が同じような時間で終わるように仕事を与えることが肝心です。
これが実質的公平性ということです。

◆ロサダの法則
大雑把に言うと、人間が一回の叱責に耐えられるのは、その裏に二.九回褒められることが最低条件になっているということです。
つまり、二回褒めて一回叱る組織に属する人間のモチベーションは明らかに下がり、三回以上褒めて一回叱る組織の人間のモチベーションは維持できるのです。

◆上司を論破し、部下に全勝する
部下に対する指導は、付加価値を付与することです。
部下が気がつかないところを教えなければ、上司としての存在価値はありません。
僕自身も上司にギャフンと言わせられたときは、素直に受け止めることができました。

◆四〇代になったら得意分野を捨てる
愚かな管理者ほど、有限の間隔に乏しいものです。
時間も無限にあり、部下の能力も鍛えれば無限に伸びると思っています。
四〇代になったら有限の感覚を持つべきです。
与えられた一定の時間の中で、どの幹を押さえ、どの枝を見ないようにするかという訓練をしなければなりません。

50歳の大台に乗るまで、あと510日。
丁寧に行動し続けます。
「働き方」の教科書:「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本』(出口治明さん)