これから認定の仕組み作りに取り組むにあたって、参考になればと思って手に取りました。
野菜ソムリエをつくったわけ」(福井栄治さん)


著者の福井さんは日商岩井で食ビジネスに携わったのちに野菜ソムリエの資格認定機関を立ち上げ、現在は日本野菜ソムリエ協会の理事長をなさっている方です。

印象に残った箇所

30ページ
理想の野菜ソムリエは感動を伝えることができる人です。
知識や情報、提案力を超えた感動を伝えられる人。
人々により共感・共鳴してもらうためにも、服装や立ち居振る舞いといった野菜ソムリエの「見られ方」も重要だと考えたわけです。
それもすべて、コミュニケーション力となるのです。

49ページ
なぜ僕は、野菜ソムリエ協会設立時の目標を達成し、成功したと言われるようになったのか。
そして、野菜ソムリエ協会がここまで認知されたのか。
僕が導いた答えはこうです。
「僕たちがそうなろうと思ったから」

49ページ
僕は、認知されて広まっていくために必要なのは「権威と信頼性」だと考えています。
この「権威と信頼性」を成功の定義づけとしたことが、僕たちが事業としても成長できた一つの理由だと感じています。

53ページ
5年後の中目標として「権威と信頼性」を確立させることを決めたわけですが、どうすれば、それが確立されたとみなせばいいのでしょう。
僕は2つの条件を考えました。
1つ目は、野菜やくだものに関しての何らかの行動が方法される時、必ず野菜ソムリエ協会に問い合わせがあること。
2つ目は、生産者を含めた食産業のあらゆるステージで、野菜ソムリエ協会の修了生が活躍すること。
この2つが達成された時、野菜ソムリエ協会の権威と信頼性が確立されたとする、と定義づけたわけです。
これを僕は「成功の定義づけ」と呼んでいます。

189ページ
認知度が高まったのを実感したのは、修了生が1万人を超えたあたりからでした。
修了生のうち1000~2000人はブログを持っていて、そのブログの中で野菜ソムリエの情報発信をしてくれました。
実際に申し込み理由の8割が、口コミによる情報です。
つまり+α型である野菜ソムリエ協会や野菜ソムリエは、すべて口コミで広まったのです。

仕組み作り、まずは成功の定義づけに着手します。

野菜ソムリエをつくったわけ」(福井栄治さん)

大谷更生の発想の源泉をお届けするために、毎日12:00に配信しているメールマガジン『日刊「大谷更生」』の読者登録は↓

『日刊「大谷更生」』読者登録